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    この記事では、5月初旬にボストンで行われたThinkで発表されたwatsonx OrchestrateのUpdateについてまとめたいと思います。 Thinkでのwatsonx Orchestrateの発表について 今回の発表はAIAgentをメインにした内容でした。AIAgentは、ユーザーに代わって、処理手順を検討し、利用可能なツールを活用して、タスクを自律的に実行してくれるシステムのことです。単にAPI連携を行うチャットボットや、事前定義されたシナリオを実行するワークフローではなく、AIが自律的にツールを活用するため、AIAgentによってこれまでシナリオの標準化が難しかったり、ROIの観点でカバーできなかった領域の自動化、効率化が期待されます。 ...

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    watsonx OrchestrateはAIAgent構築のプラットフォームですが、現在月に1度以上のアップデートで頻繁に機能追加がなされています。この記事では、2025年3月27日にリリースされたアップデートの主なポイントについて説明します。 AIAgentチャットが日本語対応しました watsonx OrchestrateにはLegacyChat、AIAssisatnt、AIAgentと呼ばれる3つのUIが存在します。今回、AIAgentチャットが日本語に対応し、すべてのUIで日本語を用いて利用することが可能になりました。 ...

  • watsonx Orchestrate について watsonx Orchestrate は、IBMが提供する業務自動化ソリューションで、 AI エージェントを構築できるプラットフォーム です。 現在は、AWS と IBM Cloud で提供されている SaaS 版とオンプレミス版があります。またSaaS版では、Essential と Standard という2つのプランがあり、Essential ...

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    BAW 24.0.1.0の生成AI連携機能 昨年12月にBAW24.0.1.0がリリースされました。いくつかの機能追加がありますが、一番の目玉機能がwatsonx.aiとの連携機能です。生成AIとワークフローを連携させることで、テキストを分類して必要な担当者にタスクをルーティングする、顧客の声を分析して優先度を上げる、ユーザーの入力した文章をチェックする、などといった、生成AIを活用した機能を実現することができます。これまでも、RESTAPIを呼び出すことでwatsonx.aiと連携することは可能でしたが、今回の新機能によりBAW上でプロンプトなどを構成してwatsonx.aiを呼び出すことが可能になりました。この記事ではwatsonx.aiとの連携機能の構成方法、利用方法について説明します。 ...

  • IBMRPAからwatsonx.aiを呼び出してみる

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    IBM RPAとwatsonx.aiの連携 IBM RPAからwatsonx.aiを呼び出すことで、生成AIによる様々な処理を実行することが可能です。IBMRPAにはたくさんんのコマンドが用意されていますが、残念ながらwatsonx.aiに特化したコマンドは用意されていません。ですが、HTTP要求コマンドを用いることで比較的簡単に連携することが可能です。この記事ではIBM RPAからwatsonx.aiに連携する際の具体的な方法について説明します。 ...

  • IBMRPAでOCR処理したテキストの処理の注意点 IBMRPAはOCR機能を提供し、Tesseract、ABBYY、Google Cloud Visionを用いて、PDFなどからテキストを抽出することが可能です。ABBYYについては、IBMRPAにライセンスが付属するため、外部のAPIを呼び出すことなくOCR処理をすることが可能ですが、今回、ABBYYで取得したテキストをRESTAPIを用いて他システムと連携させようと試してみたところ、特殊文字の取り扱いについて注意すべき点があったため共有したいと思います。 ...

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    プロセス・インスタンスの修正 プロセス・インスタンスが失敗した状態になってしまう理由は様々ですが、BAWを運用するにあたって、失敗状態になったプロセス・インスタンスを修正する機会があります。この記事では代表的なプロセス・インスタンスの修正方法について説明します。 プロセス・インスタンスが失敗状態になる理由 プロセス・インスタンスが失敗(Failed)状態になる理由としては以下のようなものが考えられます。 ...

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    無償試用版の提供 IBMではwatsonx Orchestrateをすぐに触れる環境として、30日間の無償トライアル環境を提供しております。 試用期間中は、 スタンダード・エディション のすべての機能をご利用いただけます。 1. トライアル環境の申し込み方法 1. watsonx Orchestrateの 製品ページ にアクセスし、ページ下部の「無料評価版を試す」をクリックしてください。 ...

  • IBM Operational Decision Manager 9.0 の新機能

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    IBM Operational Decision Manager 9.0 がリリースされたので、追加された機能をご紹介します。 IBM Machine Learning の統合 より高度な意思決定を行うために、意思決定サービス内部で ML モデルからの予測を利用することができます。 ・ ML ...

  • スキルのAPI呼び出し watsonx Orchestrateの先日のアップデートでこれまでチャットからのみ呼び出し可能だったスキルをAPI経由で呼び出すことが可能になりました。 これにより、カスタム・スキルや自動化のスキルをAPIから呼び出して活用することが可能です。この記事では、ビジネス・ルールをスキルとしてAPIで呼び出す手順について説明します。 APIキーの取得 APIとしてスキルを呼び出すには、まずAPIキーを発行する必要があります。少し分かりにくいのですが、AWS版ではAI-Assistant側でAPI-Keyの設定を行います。Assistant ...

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    LLMの活用で帳票の定義作業を大幅に削減可能に! こちらの記事 で発表されたように、Datacapのwatsonx.ai連携機能がリリースされました。Datacapでは、ゾーン認識、ルールによる認識など様々な方式でデータの読み取りが可能です。読み取る帳票の種類が多い場合、そのすべてに対応したゾーン指定や、ルール設定を行うことはかなり大変な作業でした。今回watsonx.aiとの連携機能が提供され、これらの作業を大幅に簡略化することが可能になりました。 ...

  • タスクやプロセスの状況を検索したい BAWには製品提供のダッシュボードがあり、ユーザーに割り当てられたタスクやプロセスの状況を確認することが可能です。 実際に業務で使用する際には、そのまま使用するのではなく、表示項目などのカスタマイズを行って利用することも多いです。この記事では、ダッシュボードをカスタマイズするために必要なタスク検索の基本的な情報を整理します。 検索の方法 検索をカスタマイズする方法には大きく以下の3つがあります。実装の難易度も異なりますが、要件によっても使い分ける必要があります。 ...

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    IBM Blueworks Live 初めの一歩:基本操作ガイド動画 IBM Blueworks Live(BWL)は、業務プロセスを可視化し、モデル化するツールです。 業務プロセスをBPMN(※)形式で書くためには、最低限BPMNを理解し、 どの記号が何を示すのかを把握する必要がありますが、 BWLを使えば 専門知識がなくとも、自ずとBPMN形式でプロセスを書くこと ...