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転載者注:以下の内容はWAS Fullプロファイル/WAS Traditionalランタイムについての情報です。
オリジナル文章公開日:2011年11月18日
WASをインストールすると、デフォルトのプロセスの優先順位(nice値)は、Linuxの場合0になります。パフォーマンス・チューニングの際に必要な、WASプロセスの優先度確認する方法をご紹介いたします。
WASのPIDを確認します。<WAS_INSTALL_ROOT>/profiles/プロファイル名/logs/サーバー名/サーバー名.pid ファイルを開きます。PIDが記載されています。
<WAS_INSTALL_ROOT>/profiles/プロファイル名/logs/サーバー名/サーバー名.pid
topコマンド等で上記のPIDを探します。nice値(NI)を確認します。デフォルトは0です。
管理コンソールから、
サーバー -> サーバー・タイプ -> アプリケーション・サーバー -> サーバー名 -> Javaおよびプロセス定義 -> プロセスの実行 -> プロセスの優先順位
(Deployment Managerの場合は、システム管理 -> Javaおよびプロセス管理 -> プロセス定義 -> プロセスの優先順位)
を確認します。デフォルトは 20 です。
注意事項として、WAS上で設定を行うプロセス優先順位と、Linux側のnice値は、設定値のレンジが異なるため、イコールにはならず下記のようになります。例えばLinuxの場合、nice値0はWAS管理コンソール上の数値20に該当します。WAS管理コンソール上で優先順位を39以上にしても、nice値は19になります。その他プラットフォームについては、OSごとにnice値の優先度のレンジが異なるため、合わせてご確認ください。