量子コンピューターによってどのような脅威がもたらされるか、脅威に対してどのように備えるか、耐量子計算機暗号対応に向けた移行のポイントについて解説します。米国国立標準技術研究所(NIST)による耐量子計算機暗号(Post-Quantum Cryptography、以降PQCと記載)の標準化を背景に、日本国内では金融庁より『預金取扱金融機関の耐量子計算機暗号への対応に関する検討会 報告書』発行され[ 1 ] 、国内においても量子コンピューターによる脅威への備えが必要であると考え、国内外の動向を含めて解説します。 山室 良晃 ...
2025年のProVision101号では、劇的な変化の中で新技術にどう向き合い、それをどう世の中やビジネスの変革に活かしていくのか、その中で考えるべきポイントについて発信していきます。今回の記事では、テーマ・リーダーが各々のテーマを紹介します。 野波 衆太郎 Nonami Shutaro 日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員/技術理事 1997年に日本IBMに入社以来、お客様専任担当エンジニアとして様々な技術活用やアーキテクチャー策定を通してお客様のシステム変革に貢献...
ProVision30周年・100号を振り返り、7名のProVision委員が過去の記事及び100号から各々記事を選択し、思いを語ります。 佐貫 俊幸 Toshiyuki Sanuki 日本アイ・ビー・エム株式会社 研究開発 名誉技術理事 日本IBMに入社し、東京基礎研究所および製品開発部門にてマルチメディア関係の研究・開発に従事。米国IBMで先進ソリューション開発のアーキテクトを務めた後、テクノロジー関連のビジネス開発および戦略策定をリードする。現在は...
本シリーズでは「ビジネス変革のためのAI」をテーマに、企業で導入が進む生成AIの活用事例、そして業務の一部をAIで効率化する「+AI(プラスAI)」からAIを前提にビジネス全体を再設計し変革させる「AI+(AIファースト)」への進化について解説してきました。IBMではAIを速やかにビジネス価値に転換していくことが重要と考えています。最終回の今回は、お客様がAIを活用できる領域を体系的に整理した「デジタル変革のためのAIソリューション」と、それらAIソリューションを実行するための「AIプラットフォーム・サービス」についてご紹介し、その中でIBMの注力するテクノロジーについて解説します...
2024年のナレッジモール論文、日本IBM技術論文の受賞論文をご紹介します。 論文のタイトルをクリックすると論文のPDFをご覧いただけます。 2024 ナレッジモール論文 受賞論文 2024 日本IBM技術論文 受賞論文 2024 ナレッジモール論文 / 日本IBM技術論文 最終審査員 2024 ナレッジモール論文 受賞論文 事例型論文 賞 論文タイトル、執筆者 論文紹介 奨励賞 m-SHEL分析を活用した「DXプロジェクトにおける安全な運用変更方法」 ...
生成AIの普及により、AIのライフサイクルを包括したリスク管理の重要性がかつてないほど高まっています。各国において、AI規制・ガイドラインも発表されつつある中、IBMが提供する最新のAIガバナンス・テクノロジーwatsonx.governanceについてご紹介します。 竹田 千恵 Takeda Chie 日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部 理事 watsonx事業部 西澤 賢吾 Nishizawa Kengo 日本アイ・ビー・エム株式会社 ...
「人間の能力を超える人工知能が作れるかもしれない」、深層学習により開発されたAIが、人間の認識レベルに追いついたという発表があって以来、AIに対する期待と投資は大きく膨らみました。そして、生成型AIの登場により、AIのビジネスへの活用が一段と進み、「AI無しの社会は考えられない」時代が来ようとしています。その中で注目を集めているのがAIハードウェアです。高まるAI利用への期待と、AIによって消費される電力問題に対する答えは、AIを実行するハードウェアが鍵を握っているのではないか。そのような視点から、IBM Researchの最近のAIハードウェアの研究成果を3種類ご紹介し、AI...
IBMは現在、業務の一部をAIで効率化する「+AI(プラスAI)」から一歩進め、AIを前提にビジネス全体を再設計し変革させる「AI+(AIファースト)」への進化を提案しています[ 1 ][ 2 ][ 3 ]。本稿ではAI+の考え方をご紹介し、その実現に向けたステップやユースケース、そして今後の発展の可能性について説明します。 野村 幸平 Nomura Kohhei 日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部 クライアントエンジニアリング プリンシパルソリューションアーキテクト ...
前編 では主に二人のキャリアパスや本業以外の外部活動に積極的に参加した経験について語りました。後編では、IBMの技術・サービスのユニークな点や、自分の言葉で発信しセルフプロデュースすることの重要性についてお話しします。 藤田 一郎 Ichiroh Fujita 日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部 テクノロジー・エキスパート・ラボ・デリバリー バイスプレジデント兼技術理事 戸倉 彩 Aya Tokura 日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部...