論文執筆がエンジニアにもたらす価値とは。IBM Distinguished Engineerであり数々の論文の審査を担当する久波 健二が解説します。 世の中のスピードが加速し、社会やビジネスが急速に変化しています。企業・業界・世代の枠を超えた多様な人々がチームを組み、異なる視点でアイデアや知見を交換し、成果の集合体として「論文」を世の中に発信していく共創活動( *1 )を日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)では推進しています。手軽に知見を共有できる様々なツールが一般的に浸透するなか、規定に沿って推敲を重ね、学術的なイメージもある「論文」を執筆することは、エンジニアにとってどのような価値をもたらすのでしょうか。IBM ...