毎年大変好評いただいているIMSユーザーグループを、今年も虎ノ門ヒルズのIBM Innovation Studioで開催しました。
IMSユーザー・グループは、世界各地で開催されている、IMSユーザー様とIMS開発部門とを結ぶ少人数の双方向型交流会議です。IMSやツールの開発担当者が最新情報を直接お客様にお伝えしてお客様の声をお聞きすること、また、お客様同士で情報交換していただくことを目的としています。日本では2013年から毎年開催し、2023年から会場とオンラインのハイブリッドで開催しております。
当日はお暑い中、遠方のお客様にもご来場いただき、会場・オンライン合わせて27社、69名の方にご参加いただきました。
今回はIBM ZソフトウェアサポートのディレクターとIMS開発部門メンバーが2名来日し、IMS最新動向や今年6月にGAになったIMS 15.6の最新情報をご紹介しました(同時通訳付)。また、IMS 15.6で必須化されたIMS管理ACBについては、IMS開発部門からの最新情報に加え、国内金融ユーザー様向けに提供している運用例をご紹介しました。さらに、メインフレームモダナイゼーションで注目されるIMSアプリケーションのJava活用のセッションも行い、最後に、会場でご参加いただいたお客様同士の意見交換の時間も設けました。
アジェンダ:
- IMSサポート:生産性向上によるお客様への貢献 (同時通訳付)
- IMS最新動向、IMS 15.6およびIMS管理ACB最新情報 (同時通訳付)
- IMS管理ACBにおける構成と運用例
- IMS最後の秘境・Java従属領域に迫る~Javaで書き、IMSで動かせ~
- 意見交換・パネルディスカッション (会場参加者のみ)
意見交換の時間では、3チームに分かれて、IMSリリースアップ計画やIMS管理ACB対応、今後使ってみたいIMSの機能について活発な意見交換が行われました。また今回は少し趣向を変え、各チーム毎の代表の方に登壇頂き、いくつかの話題毎に出た意見や実際の運用に関する知見をパネルディスカッション形式でお話しいただきました。IMS開発部門メンバーもパネルディスカッションに参加し、登壇いただいた代表者からの質問にIMS開発部門メンバーが回答していく形で、開発部門と有意義な意見交換が行われました。
今年はさらに、IMS Tools開発の本拠地であるロケットソフトウェアジャパン様にて、IMSユーザーグループ第2弾を開催予定です(現地開催のみでオンライン配信はありません)。会場には紹介させて頂く機能やツールをその場でお試し頂けるような機会をご用意します。
今回のIMSユーザーグループでお寄せいただいたご意見・ご要望を盛り込んだ内容でお届けする予定です。どうぞご期待ください。
当日の資料はこちらで公開しております。
参考:過去の開催報告