
アジェンダ
- メインフレームクラブとは
- これまでの活動実績
- 2024キックオフ
- ディスカッション・ワークショップ
- z/OS Connect ハンズオン・ワークショップ
- IBM Z Xploreハンズオン・ワークショップ
メインフレームクラブとは
メインフレームは私たちの社会生活基盤を支える最高峰の信頼性・可用性・堅牢性を備え持つITインフラストラクチャーであり、今後も全世界の基幹業務を担う不可欠な存在であり続けます。そのメインフレームを支える技術者の皆様のスキルアップとキャリアアップを支援し、仲間同士をつなぎ、明るい将来をリードする次世代の技術者を育成するために、世代を超えて一緒に学び合うコミュニティ(輪)である、「メインフレームクラブ」を2023年4月に発足しました。
メインフレームクラブでは、後述させていただく様々なイベントを通じて、皆様の様々な課題や工夫、取り組みの事例を紹介し合ったり、ディスカッションしていただくことによって、解決策を検討する場をご提供しています。
本年は2月22日のキックオフを皮切りに、ディスカションワークショップ、ハンズオン・イベント、スクワッド・セッション、見学・視察・合宿を実施し、メインフレームに対して愛と誇りをお持ちの大変多くの方々にご参加いただきました。来年以降も定期的に様々なイベントを開催する予定です。
今回は前編として2024キックオフとディスカッションワークショップ、z/OS Connect ハンズオン・ワークショップ、IBM Z Xploreハンズオン・ワークショップについてご紹介します。
メインフレームクラブ・トップページ:
https://www.ibm.com/ibm/jp/ja/ibmcommunityjapan-product-community.html#mainframeclub
これまでの活動実績
1. 2024キックオフ
お客様やビジネスパートナーの皆様にご参加いただき、2024年の活動計画の共有をはじめ、前年に開催したメインフレームクラブのイベントを振り返りつつ、直近予定されているイベントのご案内や最新ソリューションのデモンストレーションをご覧いただきました。Webオンライン形式での開催ながら、約70名の方々にご参加いただき、大盛況となりました。
主な参加者の声

「2023年度の活動を踏まえた2024年度の活動内容方針や、新しい取り組みを知ることができ有意義でした。」
「とても興味深い内容のセッションでした。弊社のメインフレーム担当の新入社員は2名と人数が少ないですが、ぜひコミュニケーションの場として利用させていただきたいです。」
「今年もレガシーマイグレーションに関するテーマを取り上げて頂きたいです。他社の最新動向を知りたいと考えています。」
(キックオフの様子)
2. ディスカッション・ワークショップ
メインフレームに携わるお客様とパートナー様にご参加いただき、第1回「スキル人材育成」(4月12日、17日、18日開催)、第2回「Ansibleを用いた自動化ツール作成を通して得た成果の報告」(7月17日、24日、8月2日開催)、第3回「Ansibleを用いたサービスリクエスト自動化の勘所」(10月2日、7日、9日開催)をテーマに、グループ・ディスカッションを実施しました。参加者のご都合に合わせて、それぞれの回とも東京、大阪、Webオンラインの形式で計3回開催しました。ディスカッションで各社の取り組みやご意見を知ることにより、参加された皆様同士がお互いに刺激を与え合える大変良い機会になりました。
主な参加者の声

「ホスト人材育成に置ける全社共通の課題を再認識できたことと、他社の取り組みについて聞けたことは大変有意義でした。」(第1回:スキル人材育成)
「AnsibleやAIといった、自身の業務で経験のない範囲の技術的なお話や、仕組みについて聞けて参考になりました。ディスカッションの場でほかの会社の方々の意見も色々と聞くことができて良かったです。」(第2回:Ansibleを用いた自動化ツール作成を通して得た成果の報告)
「Ansibleを本番使用している実例をご紹介いただき、今までにない色々な気付きを得る事ができました。大変貴重なお話を聞けたものと感じております。」(第3回:Ansibleを用いたサービスリクエスト自動化の勘所)

(第1回ディスカッション・ワークショップの様子)

(第2回ディスカッション・ワークショップの様子)

(第3回ディスカッション・ワークショップの様子)
3. z/OS Connect ハンズオン・ワークショップ
メインフレームを利用されている企業に所属し、z/OS上のアプリケーションのAPI接続にご関心のある方々向けに、第1回「APIプロバイダー(OpenAPI 2)の操作」(6月27日、7月3日開催)、第2回「z/OSからの外部API呼び出しプロセス」(8月30日開催)、第3回「OpenAPI 3を用いたCICSプログラムのAPI連携」(9月20日開催)をテーマに東京オンサイトにてハンズオン・ワークショップを実施しました。若手からベテランまで幅広い世代のお客様とビジネスパートナー様にご参加いただきました。
主な参加者の声

「APIとサービスのセットアップについて具体的な手順が体験できたので、今後のユースケースを考えるうえで重要な経験をさせていただきました。」(第1回:APIプロバイダーの操作)
「メインフレームの中から外部のAPIを叩いて情報を取得することで、成約率を30%向上させた事例の話は、外部のAPIを呼び出すという本日の機能に関してどのような利用価値があるのかというイメージが湧きやすかったです。」(第2回:z/OSからの外部API呼び出しプロセス)
「PCOMM以外にzoweも使用できたので本来の目的以外でも参考になりました。」(第3回:OpenAPI 3を用いたCICSプログラムのAPI連携)

(第1回z/OS Connect ハンズオン・ワークショップの様子)

(第2回z/OS Connect ハンズオン・ワークショップの様子)

(第3回z/OS Connect ハンズオン・ワークショップの様子)
4. IBM Z Xploreハンズオン・ワークショップ
メインフレームを利用されている企業に所属し、VSCodeを用いた開発体験にご関心のある方々を対象に、VSCodeを用いた開発をご体験いただけるコンテンツ ’IBM Z Xplore’ を使用した自習形式のハンズオンイベントを実施いたしました。第1回はオンライン形式で、第2回は日本IBM箱崎事業所で実施し、約20名の方にご参加いただきました。
主な参加者の声

「大変、勉強になりました。ありがとうございました。」
「 IBM Z Xploreは引き続きやっていこうと思います。」

(IBM Z Xploreハンズオン・ワークショップの様子)
【問い合わせ先】
日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部 メインフレーム事業部
メインフレーム・ソリューション・テクニカル・セールス 柿沼 健 (kenk@jp.ibm.com)