SVC/Storwize系では内蔵のRAID Arrayや外部ディスクのLUNをMdiskとして認識させ、それらをプール化(Mdisk Group)して、そのプールからボリューム(vdisk、LUN)を切り出します。
このプール化をする際に、Mdiskはエクステントという単位に分割、チャンク化されます。
ボリュームはこのエクステントの集合から形成されます。エクステントのサイズは、16MiBから倍々で最大8192GiBまで設定可能です。
システムとしては、このエクステントの数は2^22個つまり4,194,304個まで管理可能です。
従って構成するエクステントのサイズによって、システムが管理可能な最大容量も決まってきます。
その他、Mdiskやボリュームの最大容量も変わってきます。詳細は以下の表をご覧ください。
なお、システムの最大容量は全て同じエクステント・サイズで構成した場合ですので、プールごとにエクステント・サイズが異なる場合はこの限りではありません。
トータルとしては、2^22個のエクステントが上限となります。
V8.3.1.x Configuration Limits and Restrictions for IBM FlashSystem 9200
なお、Data Reduction Poolの場合は、上記Limitationのサイトにある通り、IO Groupあたり128000のエクステントが上限となります。
つまり、1024MBのサイズだと、128TBまでしか構成できません。
サイジングの際はご注意ください。#SpectrumVirtualize#flashsystem#extent#data-reduction#drp