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FlashSystem A9000・A9000RのFCポート

By Keitaro Imai posted Sat June 13, 2020 02:07 PM

  
FlashSystem A9000/Rにはグリッドという形でコントローラーが2台もしくは3台搭載されます。
このコントローラーにはそれぞれ4ポートのFCポートが提供されています。

A9000/Rではどのポートをどのように使用すべきかのガイドラインが以下のように出ています。
Fibre Channel (FC) network configurations
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/STJKMM_12.2.1/fs_pod_dg_network_host_config_fc.html
要約すると、コントローラには、2ポートアダプターが搭載されており、それぞれ1枚がポート1と2、もう1枚がポート3と4という形で提供されています。
高いパフォーマンスと可用性を保つためには、ポート1とポート3をホスト接続用に別のファブリックに接続し、ポート2とポート4をミラーやマイグレーション用のポートに使用してくださいということになります。
ここで、A9000/RのFCポートにはInitiator/Targetという設定があります。
ホストを接続するポートはTargetとして設定します。マイグレーション用の外付けストレージを接続したり、XIVやA9000へのミラー用のデータ転送ポートはInitiatorとして設定します。

一方以下のHost Attachment Guideではポート3がデフォルトでInitiatorとなっていると記載があります。
推奨とされるポート1とポート3をホストに接続するならば、ポート3はTargetとして設定の変更が必要です。
また、ポート2とポート4をミラー用に使用するならば、どちらかをInitiatorとして設定変更してください(ミラーの場合は、相互にInitiatorとTargetで接続するのでInitiatorは1つで構いません)。
マイグレーション用のみに使用する場合は、どちらもInitiatorに設定してください。
XCLIの場合は、fc_port_config コマンドの role=Target / Initiator で設定ください。

なお、必ずしも、これらのポートの接続、設定をしなければならないというわけではありません。
アダプターは分けたほうが良いと考えますが、ポート1と4、ポート2と3のセットでも大差はないと考えます。このあたりは管理のしやすさでも良いのではないでしょうか。

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