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SVC・Storwize・Spectrum Virtualize・FlashSystemの管理IPについて

By Keitaro Imai posted Tue June 02, 2020 06:18 AM

  
タイトルのストレージ装置には、GUIやCLIでの管理用のIPアドレスを各ノードのポートに割り振ります。
各ノードに2つポートが提供されますが、各ノードのポート1とポート2があり、ポート1がPrimaryのポートとなります。
アドレスはクラスターのアドレスとなっており、各ノードのポート1に割り振るアドレスはすべて共通、同様にポート2に割り振るアドレスも共通となります。
通常、GUIやCLIの管理コマンドは構成ノードと呼ばれるノードのポート1経由でアクセスされます。(図1 上)
ケーブルの断線などで、このポート1への接続ができなくなった場合、オプションで設定するポート2経由でアクセスすることが出来ます。(図1 下)
オプションではありますが、ポート1へアクセスできなくなることを考慮してポート2にもIPアドレスを用意しておくことが推奨されます。
図1
ノード1のアダプターやノード1そのものに障害があった場合は、構成ノードがノード2に移り、ノード2のP1経由でアクセスできます。(図2 上)
また、たまにP1とP2でセグメントを分けて、それぞれGUI/CLI等の実行とメールやSNMP監視を別々のポートで行いたいという要件があります。
この場合、GUI/CLIの実行自体はP1、P2どちらでも可能ですが、メール、SNMP、Syslog、NTPといった外向き(アウトバウンド)接続は、P1のみからのみ可能となります。
従って、用途を分ける場合は、アウトバウンドはP1、管理系はP2 で実行するようにしてください。(図2 下)

図2
詳細は以下のマニュアルを参照ください。
システム管理


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