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Spectrum Virtualize 更新の流れ

By Keigo Matsubara posted Wed May 06, 2020 07:02 AM

  
IBM FlashSystem 上で稼働する IBM Spectrum Virtualize ソフトウェアの更新は以下の2つの手順で実施します(事前に推奨版を良く確認):
  1. 更新して問題ないかをテスト
    • Software Upgrade Test Utility と呼ばれる専用ツールで検査実施
    • 実際の更新作業日より事前に実施することで、更新作業の前提としての問題がないか確認することを推奨
  2. 実際の更新処理
    • 下図に示すように、典型的には約 90 分(概算時間)を要する
ソフトウェア更新は、システムの継続可能のため、ノード毎に実施します。
標準の動作では、最初のノード更新の完了後、30分のインターバルを取って、次のノード上で更新します。
  • 次のノード更新のタイミングをマニュアルで実施するように選択可
下図に示す「短時間の I/O 遅延時間」は約 10 秒程度(一般的な構成の場合)
  • ボリュームの優先ノード引き継ぎが生ずるため、接続するサーバー上でマルチパス・ドライバーが正しく構成されている必要がある
Spectrum Virtualize Upgrade Process図注: ** 五回目の I/O 遅延は更新対象版によっては生じない。
ソフトウェア更新作業に関わる一般的な知識としては、以下テクニカル文書を参照して下さい:
Spectrum Virtualize logo and title
#SpectrumVirtualize
#software-upgrade-test-utility
#software-upgrade
#multipath
#failover
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