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IBM FlashSystem ソフトウエア提供形態

By Keigo Matsubara posted Tue May 05, 2020 10:59 PM

  
IBM FlashSystem 製品のソフトウェア提供形態は、製品により異なります。
  • IBM FlashSystem 9200/9100/7200/5100 製品のソフトウェア IBM Spectrum Virtualize は、機器発注時にハードウェアに紐付いた個別のソフトウェア製品として提供
    • ハードウェア製品とソフトウェア製品の保守契約は別々に管理される
  • 一方で、IBM FlashSystem 5030/5010 製品のソフトウェアは、保守契約を簡素化する観点から Licensed Machine Code (LMC) として提供
    • LMC には保守契約が存在しない(ハードウェア保守契約の一部として提供)
  • IBM FlashSystem 5030/5010 製品に関して、以下に列挙する IBM Spectrum Virtualize 機能は有償ライセンスとして提供:
    • Easy Tier
    • Remote Mirroring
    • FlashCopy アップグレード
      • FlashCopy マッピング数が 64 を超える場合に必要(ライセンスとしてはマッピング数量の上限は無いが、IBM Spectrum Virtualize の上限値は適用される)
  • IBM FlashSystem 5030/5010 製品上GUI から有償ライセンスを必要とする機能に関して一度限りトライアル・ライセンス利用可
    • 試用期間の 90日間を超過すると自動的に無効化 (延長利用不可)
  • IBM FlashSystem 5030/5010 製品有償ライセンスを発注後、IBM から authorization code が印刷された証紙(ライセンス・ファンクション利用許可証書)を出荷
    • authorization code は、特定の機器に紐付かない
  • 有償ライセンス活性化方法:
    • Automatic:
      • インターネット接続可能な環境で上記 authorization code を IBM FlashSystem 5030/5010 GUI 上で入力して活性化
    • Manual:
      1. authorization code と対象機器を特定する情報 (機械タイプ、モデル、シリアル番号) を Data Storage Feature Activation (DSFA) サイトにて入力しライセンス・キーの生成を実施
      2. IBM FlashSystem 5030/5010 へライセンス・キー適用
  • 活性化されたライセンスは1台のシステムにのみ適用可能、システム間で移動はできません
IBM FlashSystem 製品の IBM Spectrum Virtualize ソフトウェアの機能別ライセンスに関する blog 記事も合わせて参照下さい。
Spectrum Virtualize logo and title
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