はじめに
随分前から用意されている
IBM Security Learning Academy というサイト。
コースカタログには、
QRadarだけでなく、
Resilient SOAR や
i2、
Cloud Pak for Securityなど、さまざまなセキュリティー製品の学習コンテンツが集まっています。
ただ、恐らく日本ではそれほど利用が進んでいないように感じられるのは、英語中心のコンテンツだからでしょうね。
しかし、実は📹ビデオ・コンテンツには
日本語字幕が用意されているものがあり、利用しないのはもったいないです。
執筆時点における
QRadar関連コンテンツのリストを用意しましたので、まずは、知りたいトピックのコンテンツがあるかどうかを、このブログをきっかけに探してみてください。
「これをいま知りたい」というトピックが見つかった場合は、日本語字幕の対象になっているものかもしれませんので、ぜひ試しにアクセスしてみてください。
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IBMidの登録と利用開始
IBM Security Learning Academy の利用には、IBMidが必要です。
既にお持ちの場合はそのまま [
Log In] ボタンからログインしてください。
まだお持ちでない場合は、[
Create IBM ID Account] > [
Sign Up for an IBM ID Account] のメニューから、新規にIBMidを登録してください。
IBMidの登録画面は日本語で表示されます。
初回は、個人情報の取り扱いなどについて、「サイト使用許諾」への同意が求められます。
ログインが完了したら、言語を「
日本語 (ja)」に変更しておきます。
(これをやっても画面の多くは英語で表示されますが、受講の際にクリックするボタンなど、細かいところで日本語が使われるようになります)
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カタログのナビゲーション
それでは、
コースカタログから興味のあるコンテンツを探しましょう。
カタログには、画面上部の [
Course Catalog] メニューからアクセスできます。
カタログは、製品ごとのカテゴリーに分かれています。
QRadarであれば、少し下の方にスクロール(またはブラウザーで「QRadar」をテキストサーチ)して[
QRadar Security Intelligence]を見つけてクリックします。
QRadarのコンテンツは、QRadar SIEM を始めとしてさまざまなサブジェクトに分かれていますので、まずはその中から「QRadar SIEM」を選択するのがよいと思います。
「
Browse this category」をクリックすると、基礎、管理者、アナリスト、アーキテクト、MSSP など、学習ロードマップごとに分かれたコンテンツがリストされます。
各タイトルに簡単な日本語訳を付けた執筆時点の
コンテンツのリストも参考にしてください。
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コンテンツの視聴
それでは、試しに1つのコンテンツにアクセスしてみましょう。
たとえば、[QRadar Fundamentals] > [Core functionality] から、「
QRadar domains and tenants Open Mic」を選択します。
初回は、「
私を登録する」をクリックして登録します。
すると、コンテンツにアクセスできるようになります。
このコンテンツは📹ビデオですが、追加リソースとして資料のスライド(英語のPDF)もあります。
(▶)QRadar domains and tenants Open Mic
のリンクをクリックすると、ビデオの再生画面になります。
[CC]
メニュー (クローズドキャプション) から字幕を選択できますが、その中に「Japanese」がありますので、今回はこれを選びます。
Japaneseがない場合も、英語の音だけ聞くよりも英語字幕があったほうが理解しやすい場合もあるかもしれません。
また、Japaneseの字幕が自然な日本語になっていない可能性もあるので、状況に応じて ON/OFFを切り替えてください。
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さいごに
QRadar関連コンテンツのリスト をご覧になってもおわかりのように、他のIBMセキュリティー製品に比べても、QRadarのコンテンツは豊富です。
ですので、日本語字幕が付いているものだけでも、ぜひ積極的にご活用いただければと思います。
ハンズオン環境はちょっと特殊で、リアルのVMではなくシナリオ通りの動きしかできないクリック・スルー環境であるようですので、QRadar CEを使った学習環境を用意して併用するなど、ぜひ効果的にQRadarの学習を進めていただければと思います。
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#QRadar#SecurityLearningAcademy