QRadar Technical Salesの及川です。
QRadarをオンプレミスまたはIaaS上でご利用のお客様に、
2020年11月30日までの管理者権限での設定変更のお願いです。
先日、以下のtechnoteが発行されました。
QRadar: Important auto update server changes for administrators
https://www.ibm.com/support/pages/node/6244622自動更新(automatic update)を提供するサーバーのホスト名とIPアドレスが変更されたため、
2020年11月30日までに、QRadarの設定と途中経路のファイアウォールやプロキシーの設定を変更頂く必要があるというものです。
詳細は上記URLを参照頂きたいのですが、概要としては以下の通りです。
【変更点】
1. インターネット経由でQRadarにDSMやプロトコルの更新を配布しているIBMのサーバーが移設された
2. これに伴い、従来のホスト名およびIPアドレスは利用できなくなる
【マイルストーン】
日付 |
概要 |
2020年7月27日 |
上記変更を実施済み |
2020年11月30日 |
継続して自動更新を利用するための設定変更期限 従来のサーバーの稼働最終日 |
【対応が必要な項目】
- QRadarの自動更新の設定を変更し、新しいホスト名のURLに書き換える
- お使いのQRadarコンソールから自動更新用サーバの経路上にファイアウォールやプロキシーがある場合は、その設定を変更して新しいホストへの通信を許可する
- 従来の自動更新用サーバへの通信を遮断する設定を行う
【対応が必要となる環境】
下記1及び2を満たす環境では対応が必要です。
- QRadarの自動更新を利用している
- QRadar on Cloudではない環境を利用している (QRoCではお客様にかわってIBM DevOpsが対応を行います)
【本対応を行わない場合の影響】
2020年12月1日以降、QRadarの自動更新を利用できなくなります。
DSM等の更新が必要となった場合、Fix Centralから必要なファイルを入手して適用することになります。
期限まで2ヶ月弱でのご案内となり恐縮ですが、ご対応を頂きたくよろしくお願いします。