三菱重工業株式会社(以下、三菱重工業)は、CO2の流通を可視化する大規模なバリュー・チェーンの構築に取り組んでいます。コア技術を生かし、社会的に意義のある取り組みを加速する同社の戦略について聞きました。
本記事では、2021年9月に開催された日経電子版オンラインセミナー「ビジネスモデル変革とテクノロジーで実現するサステナブル経営とは」での対談をダイジェスト版でお伝えします。
登壇者:三菱重工業株式会社 CCUSビジネスタスクフォースサブリーダー 堀 秀爾氏 (写真右)
聞き手:日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティング事業本部 技術理事 インダストリー・プラットフォーム・リーダー 北山 浩透 (写真左)
■CO2削減のバリュー・チェーン構築への挑戦
北山 はじめに堀さんが所属している組織について、ご紹介ください。
堀 三菱重工業では事業戦略として、グローバルで加速する脱炭素社会への取り組みに対して「エナジートランジション」を掲げ、「既存インフラの脱炭素化」「水素エコシステムの実現」「CO2エコシステムの実現」という3つの領域において、革新的なエコシステムを構築しようとしています(図1)。その推進に当たって、当社では部門横断的に実行するタスクフォース制をとっており、私はCCUSビジネスタスクフォースに所属しています。
#Highlights#Highlights-home