IBM TechXchange Japan Storage User Community

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以降 JSUC と略記、short URL: https://ibm.co/3fV3qzE)とは、お客様やビジネス・パートナー様とIBM専門家が連携し、ストレージについて学び、アドバイスやベストプラクティスを仲間と共有し、製品やコミュニティー・イベントに関する情報を得るためのものです。どなたでも自由にご参加いただけますので是非ご参加ください。JSUCへの登録ガイドはこちらです。

注: 当該グループ上でご紹介する情報は、日本アイ・ビー・エム(株)が必ずしも正式なレビューを行ったものではありません。

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IBM Technology Zone (TechZone) で IBM ストレージ製品に触ってみよう

By TOMOKO SAWADA posted 4 days ago

  

もくじ

  1. IBM Technology Zone (TechZone) とは
  2. TechZone でハンズオンができる IBM ストレージ製品
  3. TechZone の使い方
    1. 事前準備
    2. TechZone へのアクセス
    3. コンテンツの検索
    4. 予約票の記入とサブミット
    5. OpenVPN 接続
    6. 予約後に届くメール
  4. TechZone のお勧め IBM ストレージ製品デモ紹介
    • IBM FlashSystem FCM4 Inline Detection(近日公開) 
    • IBM Defender Data Protect(近日公開)
    • IBM Fusion(近日公開)

1. IBM Technology Zone (TechZone) とは

こんなご要望はありませんか

  • IBM ストレージ製品を実際にさわって理解したい
  • 製品の魅力を伝えるデモをしたい
  • でも環境やリソースがない
そんな方にお勧めしたいのが、IBM Technology Zone (以降 TechZone) です。
  
  

TechZone とは

IBM 社員やパートナー様が簡単に、無料で IBM製品の体験やデモができる場です。
  • 利用対象者:IBM 社員と IBM ビジネス・パートナー様
  • 費用:無料
  • 利用に必要なもの:IBMid 登録, アクセスするための PC
  • 提供時間:24時間 365 日(コンテンツにより異なる場合があります)
  • 利用時間:4時間~数日(コンテンツにより異なります)

お客様は IBM 社員やパートナー様にデモをリクエストして下さい。

  

TechZone の対象外となるもの

  • お客様データの使用
  • サービス、製品、または IBM ソリューションを構築するための製品開発 
  • パフォーマンステストやベンチマーク 
  • 管理者レベルのアクセスの提供 
  • 長期間の環境の占有

これらに該当する場合は TechZone 以外の方法を検討する必要があります。

  

2. TechZone でハンズオンができる IBM ストレージ製品

TechZone にはIBM ストレージ製品も多くのデモ環境を用意しています。以下に主なものをピックアップしました。コンテンツは常に更新されていますので最新ものは検索してみて下さい。それぞれガイドが用意されていますのでガイドに従って操作するもよし、環境を使って自分なりのシナリオを試すもよしです。一部についてはストレージ・テクニカルセールスが評価を付けてみたので、選択に迷ったら参考にしてみて下さい。(★の数はお勧め度です)
※TechZone のアクセス
には IBMid でのログインが必要です。

FlashSystem

製品名

タイトルとリンク

概要

 コメント

FlashSystem

IBM FlashSystem FCM4: Inline Ransomware detection

FCM4 インライン検知機能を体験

 ★★★★

FlashSystem

IBM Storage Flashsystem and Storage Virtualize, play with Policy based High Availability (Policy based High Availability: Read-Write Demo)

Policy based High Availability: Read-Write Demo with 8.7.2

FlashGrid GUI を体験

 上級向け

FlashSystem

IBM Storage Flashsystem and Storage Virtualize Policy based High Availability. (Policy based High Availability:Read Only Demo)

IBM Storage Flashsystem と Storage Virtualize  i8.6.1 新機能: Policy based High Availability

 上級向け

FlashSystem

IBM Storage Flashsystem and Storage Virtualize, play with 3 Sites Replication (PBHA + PBR)

3 Sites デモ環境

 上級向け

FlashSystem

FlashSystem Functionality. the Policy Based Replication!

Policy based replication (PBR) 機能、コピーの設定と管理をを体験

 ★★★★

FlashSystem

recovering data after ransomware attack using IBM FlashSystem SafeGuarded Copy 2.0 (video demo)

デモ動画 - ランサムウェア攻撃後に IBM FlashSystem SafeGuarded Copy を使ってデータ復旧

 (動画)

FlashSystem 5300

Day in Life Data Admin doing efficient data operations on IBM FlashSystem 5300

 FlashSystem 5300 製品デモ

 初級向け

FlashSystem 7200

Manage your own FS7200. with next generation FCMs, Easy tiering in GUI , DRAID expansion and more

FlashSystem 7200 の GUI にアクセスし、Storage virtualize 機能を体験

 初級向け

FlashSystem 9500

Data Admin doing efficient data operations on IBM FlashSystem 9500

FlashSystem 9500 の GUI 操作を体験

 初級向け

  

Fusion

タイトル 概要 評価 コメント

IBM Fusion Collection

Environment - IBM Cloud

•Beta: Storage Fusion on OCP w/ODF and Scale

★★★★

Fusion Base インストール、GUIの操作、 バックアップとリカバリーの操作、OpenShif Virturlizationの仮想マシンの作成とネットワークの構築を操作、体験できる

•IBM Fusion on OCP

★★★★

上の操作に加えて、Hosted Control Planeで使うetcdのストレージ構築 (LVM Storage)を操作、体験できる

IBM Fusion HCI GUI Walkthrough

Environment - Systems

IBM Fusion HCI GUI

★★★

GUIの簡単な紹介のみ。

SDSは提案できないGlobal Data Platform

HCI の画面を見ることができる

IBM Fusion for watsonx

Environment - IBM Cloud

•BETA: IBM Fusion and watsonx.data

★★

•IBM Fusion on OCP w/ODF, Scale and Ceph

難易度高め

•IBM Fusion on OCP w/Infra and Storage Nodes

難易度高め

  

Storage Ceph

タイトル 概要 評価 コメント

IBM Storage Ceph Labs

•Installation and Configuration Experience

★★★★★

ブートストラップから各サービスの登録、オブジェクトストレージの構築まで一気通貫で行えるのでおすすめ

•Unified Experience.

★★★★

オブジェクト、ブロック、ファイルストレージの構築ができる

•Object Storage Experience

★★★★

オブジェクトストレージの構築が体験できる

•Troubleshooting Workshop

★★★

Cephのトラブルシューティングが体感できる

  

Storage Scale

タイトル 概要 評価 コメント

IBM Storage Scale Developer Edition Labs

Environment - IBM Cloud

•IBM Storage Scale Developer Edition Experience

評価中

•IBM Storage Scale Developer Edition - Installation Experience

評価中

•IBM Storage Scale Developer Edition Lab - Cyber Security Experience with IBM Qradar

評価中

•IBM Storage Scale High Availability Experiences

評価中

IBM Storage Scale AFM-DR - Day in Life of Data Admin doing Global Collaboration and Data Sharing

Environment - IBM Cloud

•IBM Storage Scale AFM-DR on IBM Techzone Cloud environment

評価中

  

Storage Defender 

タイトル 概要 評価 コメント

Defender Data Protect

Demonstration of IBM Storage Defender Data Protect

★★★★☆

Data Protect の管理GUI である DMS を操作し、VM のバックアップ/リストアができる

Getting Started with IBM Storage Archive Enterprise Edition

This exercise provides a running IBM Storage Archive Enterprise Edition (EE) and IBM Storage Scale live environment on IBM Cloud.

評価中

3. TechZone の使い方

a. 事前準備

TechZone にアクセスするには、IBMid でログインします。
パートナー様は IBM Partner Plus に登録されている必要があります。

  

b. TechZone へのアクセス

https://techzone.ibm.com にアクセスします

   

c. コンテンツの検索

Search environment and collections」で検索画面に進みます

検索項目の「Brand」で「Storage System」を選択します

検索欄にキーワードを入力して検索します

IBMers」や「Business Partners」で対象を絞り込むこともできます

   

d. 予約票の記入とサブミット

お目当てのデモが見つかったら予約をします。

以下は「FlashSystem FCM4」を例にした予約手順ですが、他のデモも流れは同じです。

「Reserve it」ボタンをクリックします

予約票を入力

(記入例)

Purpose: Education, Demo など用途に応じて選択
Purpose Description: (例)Self Training 
Preferred Geography: Montpellier, France
Start Date and Time: 希望日時を選択

Check Availability ボタンを実行(空きがない場合は代替の日時が提示されます)

I agree to IBM Technology Zone’s Terms & Conditions にチェックを入れ、Submit します

Thank you の画面が表示されます。左下の「My Reservation」をクリック

タイルの色が黒→黄→緑 (Status Ready) と変わります

Status Ready になるとメールが届きます

My Reservation 画面から “Open this environment” をクリックします

  

e. OpenVPN 接続

OpenVPN は一部デモ環境のアクセスに必要となります。

OpenVPN 未導入の場合、はじめに届くメールに記載の OpenVPN 導入ガイドに従って導入します。

以下は導入後の接続方法です。

1. IBM 社員は OpenVPN 接続前に AnyConnect VPN を止めます

2. 画面左下の「Download OpenVPN Certificate」をクリック

3. ダウンロードされたファイル「ovpn_itz_openvpn_download.ovpn」をダブルクリック

4. OpenVPN アイコンを右クリックし、該当の Certificate ( ovpn_itz_openvpn_download )を指定して「接続」

5. ユーザーIDとパスワードを求められるので、My Reservation 画面下部の Reservation Details にある ID とパスワードを入力

6. 接続完了

  

f. 予約後に届くメール

予約申込後に IBM Technology Zone <noreply@techzone.ibm.com> から3つのメールが届きます

① OpenVPN 接続情報

Subject: Your VPN access for your demo is ready

OpenVPN 未導入の場合は、リンク先を参照して導入します

② 環境の準備ができると届くメール

Subject: Your demo environment is ready

「You can access environment details, here.」の here をクリックするとアクセ 情報が表示されます

③ 終了メール

Subject: Your demo environment has been deleted

使用期間終了。環境は削除されますので、アクセスを終了します

  

4. TechZone のお勧め IBM ストレージ製品デモ紹介

では、幾つかお勧めの TechZone ストレージ製品のデモ内容を紹介しましょう。

  • IBM FlashSystem FCM4 Inline Detection(近日公開)
  • IBM Defender Data Protect(近日公開)
  • IBM Fusion (近日公開)

そして是非ご自身でもお試しください。


#IBMStorageDefender
#PrimaryStorage

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