以降 JSUC と略記、short URL: https://ibm.co/3fV3qzE)とは、お客様やビジネス・パートナー様とIBM専門家が連携し、ストレージについて学び、アドバイスやベストプラクティスを仲間と共有し、製品やコミュニティー・イベントに関する情報を得るためのものです。どなたでも自由にご参加いただけますので是非ご参加ください。JSUCへの登録ガイドはこちらです。
注: 当該グループ上でご紹介する情報は、日本アイ・ビー・エム(株)が必ずしも正式なレビューを行ったものではありません。
5月21日のlto.orgのプレスリリースによると、昨年(2023年)に出荷されたLTOテープ総容量(圧縮時)は過去最高の152.9エクサバイト(EB)となった。過去5年の推移は表の通り、パンデミックがあった2020年の除いて毎年成長する傾向が見られる。企業におけるストレージ容量の増加が一因だ。
特にテープは、TCO (Total-Cost of Ownership) に優れている。また、エアギャップが作れる強力なセキュリティと環境に配慮されたサステナビリティ(持続可能性)のメリットが大きいことが、今の時代にマッチしていると言える。例えば、テープ、JBOD Disk、CloudのTCOを比較する見積もりは、lto.orgのページからも簡単に計算することができる。10年間アーカイブするケースでは、クラウドファーストの考え方は、コスト最適化にならないことがわかる。試算では、初年度2PB、毎年15%データ量増加、電気代は大口取引価格を参考に単価24円/kWh(1ドル=150円換算で0.16ドル)としている。TCO見積もりはここから:https://www.lto.org/tco-calculator/
IBMではLTOテープドライブだけではなく、エンタープライズ向け高性能かつ大容量のテープドライブも開発している。現在最新のTS1170テープドライブは1巻50TB(非圧縮)のフォーマットになっている。(LTO-9 1巻18TBの約2.7倍)さらなるTCOの最適化に貢献できる。TS1170のご紹介ページ:https://www.ibm.com/jp-ja/products/ts1170
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