IBM TechXchange Japan Storage User Community

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CephBlog #3 IBM Storage Ceph認定ハードウェアがリリースされました

By Shu Yoshioka posted Thu November 09, 2023 01:55 AM

  

こんにちは、IBMでストレージ製品のプリセールスをやっています吉岡です。 

IBM Storage Ceph専用のハードウェアモデルがリリースされましたので、今回はその内容をご紹介したいと思います。

概要


IBM Storage Ceph用の検証済みハードウェア
IBM Storage Cephのクラスター・プラットフォームを実行するための、IBMにてCephソフトウェア上でテストを実施し、正式認定されました。

窓口一本化
調達、サポート、サービス、ライフサイクルケアの窓口がIBMに一本化することができます。

サーバ容量の選択
1台当たりの容量を96TB、144TB、192TB、240TBから選択することができます。

スケーラビリティ
最小4台から400ノードまで拡張可能(384TBから96PB)、1台単位で増設可能です。
ソフトウェア同様に冗長構成としてレプリケーション、イレイジャー・コーディングに対応し、サーバを追加することで性能は向上します。

仕様


●構成

●スペック

ユースケース


IBM Storage Cephのすべてのユースケースに適しています。
  • データアナリティクス
  • Watsonx.data
  • データレイクハウス
  • データレイク
  • サイバーセキュリティ用のバックアップ・ターゲット

特に、生成AI・データレイクハウス基盤であるWatsonx.dataについては、Software版をご購入いただくとCephの容量ライセンスが500TB(raw 768TB)、Red Hat Enterprise Linuxが20ライセンス付与されますので、ぜひこの機会にご検討頂ければと思います!

最後に


Cephはこれまでソフトウェアのみ販売・サポートしておりましたが、このIBM Storage Ceph認定のモデルを使用すると、ハードウェア・ソフトウェア・ライフサイクル管理がIBMが単一窓口としてサポートをご提供できる点は非常にメリットであると思います。
ぜひご検討頂ければと思います。


#StorageCeph
#Ceph
#cephblog

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