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Verify SaaS Gateway for Windows/Linux ソリューションのご紹介

By Sera Ishizawa posted 2 days ago

  

前回のBlogではIBM Verify(SaaS)の概要を紹介しました!

今回はVerify(SaaS)Gateway for Windows/Linuxというソリューションについてご紹介したいと思います。

このBlogを読んでくださっている方の中に、重要システムへのリモートアクセスをセキュアにする方法について興味のある方はいらっしゃいますでしょうか?

攻撃者の標的になりやすい重要システムにたとえばユーザーIDとパスワードでリモートアクセスするような運用は一般的かと思いますが、もしそのユーザーIDとパスワードが何らかの形で漏洩してしまったら大変ですよね。

そこでシステムへリモートアクセスする際に、ユーザーIDとパスワードでの認証に加えて多要素認証を追加してあげられれば、よりセキュアにすることができます。

Verify(SaaS)が持つ機能の一つである多要素認証を、重要システム(WindowsサーバーやLinuxサーバー)へのリモートアクセスに活用したソリューションがVerify(SaaS)Gateway for Windows/Linuxになります。

こちらのソリューションを導入いただくことによって、重要システム(WindowsサーバーやLinuxサーバー)へのリモートアクセスに多要素認証を導入することができ、リモートアクセスをよりセキュアにしていただくことができます。

Verify(SaaS)Gateway for Windows/Linuxのオススメポイントとして3つご紹介させてください!

  1. 多要素認証の方式は、Eメールワンタイム・パスワード、SMSワンタイム・パスワード、モバイルアプリを使用したプッシュ通知、モバイルアプリとデバイスの持つ指紋や顔での生体認証の組み合わせなどのVerify(SaaS)でご利用いただける認証方式が適用可能です。
  2. 要素認証アクティビティー・レポートで、いつ誰がどこのサーバーにどの認証方式で多要素認証を実行したか、といったログをVerify(SaaS)でまとめて可視化することができます。またこのアクティビティー・レポートは監査やコンプライアンスにご活用いただけます。
  3. Verify(SaaS)のテナントが提供する多要素認証機能をAPIで利用するため、構築が簡単です。また重要システムにアクセスするアクティブユーザー数ベースのライセンス体系のため、必要な分だけ課金され無駄なコストを削減することにも繋がります。

QiitaにIBM Verify(SaaS)Gateway for Windows Login を使って、Windowsサーバーのログインに多要素認証を加える機能について、より実践的な使い方を載せておりますので、こちらもぜひご参照ください。

1回: インターネットへの接続が制限されたWindowsサーバーに多要素認証を設定する

2回: IBM Security Verifyに接続できない場合のGateway for Windowsの動作を変更す

3回: 多要素認証の利用可能なユーザーを指定する

今回はVerify(SaaS)Gateway for Windows/Linuxをご紹介致しました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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