ランサムウェアを初めとするサイバー攻撃は、世界中で猛威を奮っており、IBMもお客様をサイバー攻撃から守る為に、サイバー・セキュリティー対策ソリューションとサイバー・レジリエンジー対策のソリューションを用意しています。
下図のように、IBMではNISTのサイバーセキュリティフレームワークの「特定」から「検知」フェーズまでをサイバー・セキュリティー対策ソリューションで、「復旧」フェーズをサイバー・レジリエンシー対策ソリューションでカバーしております。

「IBMセーフガード・コピー 」略称SGCは、「復旧」フェーズのIBM DS8000/Flash Systemのストレージ・ハードウェア・ソリューションです。
仕組みとしては、バックアップをサーバーからアクセス出来ないエアギャップ・エリアに、迅速に複数世代取得します。本番データがランサムウェアの被害に遭っても、エアギャップに取得されたセキュアなバックアップから短時間でデータ復旧が可能というものです。
ランサムウェアの感染時に復旧までに平均で3週間以上も掛かるのは、バックアップが有ってもそのデータがランサムウェアに感染しているか否かの判断に時間を要するからです。SGCは、シンプルなソリューションであるが故に、ランサムウェア感染時に短時間でデータ復旧・システム復旧が実現出来るのです。
IBM では、サイバー・セキュリティーとサイバー・レジリエンシーの、双方の準備をお勧めしています。
ロシアのウクライナ軍事侵攻辺りから、サイバー攻撃は戦争色を帯びており、セキュリティ・パッチ等の対策が間に合わないZero Day攻撃が盛んに繰り返されている事から、IBMだけでなく日本国内でも、サイバー・レジリエンシーの必要性が叫ばれています。
例えば、下図は、IBM X-Force脅威レポート 2023年版から、2022年にサイバー攻撃が顕著だったり、割合は小さくても影響が大きかった業種:製造/金融・保険/医療・ヘルスケア業での、監督省庁からのガイドラインやIBMセーフガード・コピー(SGC)の採用実績の有無をまとめたものですが、国内でのサイバー・レジリエンシーの必要がご認識いただけると思います。

最後に、下図でIBMサイバー・レジリエンシー対策ストレージ・バックアップ・ソリューション(SGC)が世界各国で業種を問わず採用されている事をご紹介させていただきます。
非常に競争力が有り、お客様をランサムウェアを初めとするサイバー攻撃から守ることが出来るソリューションと考えております。
