10月のTechXchange Conferenceで発表された「Project Bob」、12月3日に東京国際フォーラムで行われたTechXchange Summit Japanで目にした方も多いかと思います。
0.0.12のタイミングで名前が正式に「IBM Bob」に決まりましたので、これからもBobと呼んでくださいね。
さて、そんなBob、現時点で一般提供はまだなのですが、正式リリースまでの間、評価用にクラウド上で早期アクセスが提供されています。
参考)IBM Bobとお友達になりませんか? -早期アクセスのご案内-
申請方法は本当に簡単で、上記のブログに書かれている通り最低限「氏名」「メアド」「国名」を書いてポチッとするだけなのですが、申し込んだ後のステップについてもNI+CさんのTeam xG Advent Calendarで紹介してくださっていますので、ここにリンクを貼っておきたいと思います。
12月4日にもThinkニュースレター(今のところまだ英語のみの模様)が出されており、それによると、ソフトウェア、コンサルティング、インフラ部門など、1万人以上のIBM開発者が利用しているとのことでしたが、日本でも社内外で早期アクセスのユーザーがどんどん増えているのを感じる今日この頃です。
この冬、ぜひBobと一緒に過ごしてみてください。
上記ブログにも書かれているとおり、早期アクセスが利用できるのは、IBM Bobの一般提供が開始されるまでの期間、しかも先着順です。
以下、参考情報をまとめておきます。
【IBMからの公式情報】
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製品ページ(英語)※インタラクティブ・デモあり
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YouTubeチャンネル(英語)
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早期アクセス申請用フォーム(英語)※上記製品ページ内へのアンカーリンク
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ビジネス・パートナー向けページ(英語)※IBMビジネス・パートナー限定(要Seismicログイン)
【IBM公式ブログ】
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IBM Bob:セキュリティーを第一に考えたレジリエントなAIへシフトレフト(12月4日)
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IBM Project Bobの発表:より迅速でスマートなソフトウェア開発を実現するAIパートナー(10月7日)
【IBM公式Webinar】
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Inside IBM Bob — The Future of Developer Productivity(英語)
【その他、補足情報】
今週、早期アクセスをご案内したとある方から「利用するためには社内のツール申請を通す必要がある」とご相談いただきました。
この方にはBobのEarly Cloud Service Agreementの中に、学習に使用しない旨の記述があることをお伝えしたところ、ご安心いただけましたので、ここに備忘録として残しておきたいと思います。
今のバージョンは12月に改訂されたv2で、実際には申請後にメールで届く最新版のリンクをご確認いただく必要はありますが、少なくともv1とv2には以下の記述が含まれています。
IBM will not use the Content or outputs to train any foundation models or embedding models. (v2)
IBM will not use the Content or model outputs to train any foundation models or embedding models. (v1)
QiitaやX、LinkedInなど、Bobに関する情報は続々増えてきていますので、この機会にBobとお友達になりましょう!
海外の人でしたが、「ほとんど待たずにアクセスできた」「つい明け方まで触って睡眠時間を削ってしまった」という投稿も見かけましたよ。
デフォルトではトークン・クレジットの上限があるのですが、「評価版」ということで、使ってフィードバックをインプットするとトークンが増えるという、ゲーミフィケーション的な仕様になっています。
今年はインフルエンザも流行っているようですし、寝不足には十分気をつけつつ、Bobと過ごす時間を作っていただければ嬉しいです。
p.s.
因みに私が機能、同僚から教えてもらって面白そうだと思ったのは、こちら。(つい遊んでしまったのはご愛嬌。)
同僚自身も、連載を開始しています。
他にもBobはIBM iのRPG言語に対応していることから、IBM i界隈でもAdvent Calendarとして多く取り上げられています。
p.p.s.
Bobは、今週から期間限定で箱崎オフィス内にあるCafe@IBMのコーナーに展示されています。
※私は展示開始の直前、移動途中のBob(=バナー写真)と遭遇したのですが、緑に囲まれたその姿にちょっと癒されました。
17日にオンライン開催したDb2 User Net 2025にも登場していましたし、虎ノ門や大阪のInnovation Studioにも登場と聞いていますので、みなさんもBobと会ってほっこりしていただければと思います。
#TechXchange