ご無沙汰しております。
久々の投稿での第五回となりますが、今回は「コンテナ基盤ってどうすれば良いの?」についてです。
まずは「コンテナ基盤を作る基準ってあるの?」からみていきましょう。
皆様 Cloud Native Computing Foundation(CNCF) の Cloud Native Trail Map はご存知でしょうか!?

https://raw.githubusercontent.com/cncf/trailmap/master/CNCF_TrailMap_latest.pdf
CNCF は事実上、Kubernetes をベースとしたクラウドネイティブ技術を推進している組織ですので、クラウドネイティブを目指すには、まずこのマップに示されているルートをこの順序に従って採用していくことで、「ツール、製品、技術として何を採用するか」がわかると言ったものとなっております。
さて、このマップが出てから随分と月日(8年以上)が流れましたが、この指針はどこまで利用されているものなのでしょうか。

https://raw.githubusercontent.com/cncf/trailmap/master/CNCF_TrailMap_latest.pdf
クラウドネイティブを実現するためにはこの 10 ステップが推奨されていますが、各項目や順番は状況に応じて選択可能ですべてを達成する必要はないとは言われておりますが、これらを実装するものは誰かが用意しなければなりません。
では誰が用意するのか?と言いますと
2. CI/CD までが開発アプリ担当が準備してそれより先はシステム基盤担当が準備するもの
ってよく耳にしてましたので、基盤担当者はそれはそれは大変ですよって思っているのですが、皆様はいかがでしょうか?

https://raw.githubusercontent.com/cncf/trailmap/master/CNCF_TrailMap_latest.pdf
開発アプリ担当が考えるであろう理想の役割分担を簡単に記載してみました。
このような環境があるのがベストであることは言うまでもないですが、現実問題このような環境が整っていることはかなり稀な事かと思います。
ここでアプリケーションが動作する主な基盤をみてみましょう。

ちょっと偏見があるかも知れませんが、技術の進歩と共に業務で利用するアプリケーションに応じて利用する基盤を選択しているようになっているような気がしませんでしょうか。
なんとコンテナアプリケーションはこれら全ての基盤で動作させることができるのです!
(動作させるために再コンパイルが必要になる事もありますが。。。)
<ご参考>
IBM z/OS Container Platform
Red Hat OpenShift Container Platform が IBM Power Systems Virtual Server に対応
第一回でご紹介した通り、コンテナはコンテナランタイム上で動作するもので OS を持たないという良さが出てますよね!
このどこでも動作させられるというものを活用した事例として、データセンター上の IBM i と AWS 上の ROSA(Red Hat OpenShift on AWS) を組み合わせたハイブリッドクラウド環境を利用し、開発スピードの向上を実現するための CI/CD 環境もあわせて構築しているものがあります。
今回あらためて見直したアプローチ自体は何を始めるにも指針というものが必要になるかと思いますので、こちらに沿った基盤をしっかりと用意できるに越したことはないですが、日々直面している問題(コスト等)を考慮した場合、適材適所に実現したい内容に合った基盤を用意していくというのが最良策になるのではないでしょうか。
この最良策の手助けとして今注目されているのが AI 活用です。
IBM では Bob と呼ばれる「AI 駆動開発パートナー」をご用意しておりますので、AI に Cloud Native Trail Map も理解させることで、より良い基盤準備が可能となります!

さて、次の内容は何にしましょうかねぇ。
以下のような内容を考えております。
・AI を利用したコンテナ基盤の構築とは
について少し深掘りしてみようと思います。
コメント欄にご要望・ご意見をいただけましたら、ご要望の多いものから載せていこうと思っております!