IBM Application Runtimes Come for answers. Stay for best practices. All we’re missing is you. Join / Log in Ask a question
オリジナル文章公開日:2012年9月12日
Libertyプロファイルの基本的な構成はserver.xmlでおこないますが、他にも構成ファイルをいくつか利用することができます。
これらのファイルはserver.xmlと同じディレクトリにおきます。
bootstrap.propertiesは、Libertyプロファイルの事前定義されたいくつかの初期化パラメーターを設定したり、server.xml内部で参照する変数などを定義します。トレースの指定などを行うこともできます。「Key=Value」の形式で設定を記述します。
server.envはLibertyプロファイルのJVMで使用する環境変数を指定します。「Key=Value」の形式で設定を記述します。
jvm.optionsは、JVMに対する追加の起動オプションを指定します。Javaヒープサイズを調整する場合にはこちらに設定を記述します。たとえば、最小ヒープサイズ128Mバイト、最大ヒープサイズ320Mバイトに指定するには以下のように記述します。
-Xms128m-Xmx320m
各行にオプションを一つずつ記入します。
冗⻑ガーベッジコレクション(Verbose GC)の指定や-Dによるシステムプロパティの指定なども同様に行うことができます。
-verbose:gc-Dconsole.encoding=UTF-8
冗⻑ガーベッジコレクションの出力は、logsディレクトリのconsole.logに記録されます。
→ WAS 小ワザ集:目次ページにもどる