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[大盛況] IBM Integration / WebSphere 第1回コミュニティMeet-up開催報告

By Takeshi Ueda posted Wed March 22, 2023 05:11 AM

  

第1回 IBM Integration / WebSphereコミュニティMeet-upを開催しました

2023年から製品に関する意見交換、ご質問、コミュニティメンバー/技術者同士の交流ができるよう、IBM IntegrationとWebSphereのコミュニティ共催で第1回Meet-upを開催しました。IBM MQ 30周年、WebSphere Application Server 25周年を祝いつつ、 90近い方々に参加いただき、IBM Integration / WebSphereコミュニティの紹介、Liberty、MQの開発部門から最新の技術情報や最新の取り組みをお伝えしました。
本記事では、その内容の注目ポイントを一部
ご紹介いたします。

登壇者
Chief Architect, IBM MQ
David Ware

Architect, IBM MQ for z/OS 
Matt Leming

Developer Experience, 
Liberty

Yee Kang Chang

日本IBM Automation部長
蜂谷 美穂

日本IBM Automation
恩田 洋仁
日本IBM Automation
田中 孝清
日本IBM Automation
植田 毅

コミュニティ紹介

Automation製品の統括部長をしている蜂谷より、コミュニティの目的、IBM Automationの4つのコミュニティをご紹介しました。今後のコミュニティで行ないたいことをアンケート実施するなど、双方向のコミュニケーションを実施しました。

ご参加いただいた皆様は、IBM Integration / WebSphere ともにご興味をお持ちでした。

また、今後のコミュニティ活動の企画に関しては、ハンズオン、事例、ユースケース、初心者向けなど様々なご意見が寄せられました。ご意見を参考に今後の活動を検討していきます。

IBM Integrationの最新情報

IBM Intgrationの最新情報について、恩田がご紹介しました。Integrationで取り扱う製品とそれら製品の位置付けについてご紹介しました。また、それら製品の最近のアップデートに関してもご説明しました。

利用している製品・テクノロジーでは、IBM MQが一番使われているとの回答でした。歴史が長い分、いろんなところで使われていることが想像されます。

IBM MQについては、MQ開発部門のDavid WareとMatt Lemingが、MQを新しいクラウド等に対応するための機能や、共通的に必要な機能に取り組んでいることをご紹介しました。その中でも、ストリーミング・キューについて、既存のアプリケーションに影響を与えることなくかつ簡単に設定できることをデモでご説明しました。

WebSphere最新情報

WebSphere最新情報では、最初にビデオで開発部門のYee Kang Changが、Libertyの最新動向についてご説明しました。Jakarta EE10とMicroProfile 6がベータ提供中で、まもなく正式版が提供されること、各種開発環境にLiberty ToolsのEarly Release版を提供しているなど、最新状況をご紹介しました。

セッション中に行われたアンケートで、皆さんが利用されているWASについての質問では、Libertyの使用が着実に増えてきていることがわかりました。

田中から25周年を迎えたWASの変遷や、オープンソースになったOpenLibertyをご説明しました。コンテナ時代は、起動時間が非常に重要になっており、各社含めて取り組まれていますが、Libertyの起動の高速化させる技術であるInstantOnをデモ含めてご紹介しました。Libertyでは、JavaEEの資産をそのまま利用できクラウドネイティブへの対応ができる点が、非常にメリットとなります。

今後のイベントのご案内

植田より今後のイベントのご案内を行いました。WAS25周年、MQ、Db2 30周年を迎える今年、5/30に「WebSphere・Db2・MQアニバーサリー・フォーラム」のご案内と、それに伴った、Qiita記事投稿キャンペーンついてご説明しました。

技術情報交換、Q&Aタイム

アジェンダ最後にも関わらず70名弱の方に残っていただき、技術情報交換、Q&Aタイムを行いました。Q&Aでは、開発ツールの提供時期に関する質問、KafkaをベースとするEvent StreamsのIBMの優位性、LibertyのGradle pluginに関する質問など、時間いっぱい行われました。不明点や今後の運営に関する要望を、コミュニティーへ投稿していただけるようお願いしました。

IBM Integration \ WebSphereコミュニティ登録のお願い

今後のコミュニティMeet-upや、今回ご要望の多かったハンズオン、お客様事例をご紹介するセッションについて情報提供していく予定です。IBM Integration / WebSphereコミュニティに登録をしていただき、最新情報を取得してください。
今回のMeet-upで使用した資料もこちらにございます。

是非、コミュニティにご登録お願いいたします。


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