IBM Champions

IBM Champions Banner

IBM Champions

Engage with IBM Champions and top advocates

 View Only

コミュニティへの貢献:アドボカシーの形と意義

By Hiraoka Daisuke posted Mon November 04, 2024 12:54 PM

  

日本の読者の皆さんに、アドボカシー(擁護活動)の重要性とその具体的な形についてお伝えしたいと思います。これは、@Morgan-McKeen さんが執筆した「What You Need to Know: Advocacy」を日本語でアレンジしたものです。

アドボカシーとは?

アドボカシーは、多種多様な形で表現され、コミュニティ内外(自社を超えて)で基本的に貢献する行為として評価されます。経験豊富な方でも、IBM Championを目指す方でも、アドボカシーは専門分野のエキスパート(SME)として自身のブランドを成長させる機会であり、他の製品ユーザーの成功を促進するために自発的に専門知識を共有する行為です。

アドボカシーの重要性

IBM Championのノミネーションシーズンを迎えるにあたり、アドボカシーの重要性を再確認し、私たちが学び、参考にできるIBM Championたちのコンテンツアイデアをいくつかご紹介します。

アドボカシーは双方向の道です。私たちは、IBMテクノロジーを使用した皆さんの個人的な経験やストーリーをぜひお聞きしたいと思っています。ユーザーとしての皆さんは、製品に関する真摯で偏りのないフィードバックを提供したり、テクノロジーを自社のニーズに合わせて独自に活用することで、信頼できるアドバイザーとしての役割を果たすことができます。これにより、皆さんの信頼性が高まり、潜在的な顧客やオーディエンスとの信頼関係が構築されます。

アドボカシー活動の基本:12のカテゴリー

私たちは、アドボカシーの行為を識別・評価するために12の主要なカテゴリーを使用しています。その中には、皆さんが日常業務で既に行っているものもあるでしょう。皆さんの技術コミュニティへの貢献が適切に評価されるよう、知識の共有やリーダーシップを具体的な活動に変える方法の例を提供したいと考えています。

重要事項: IBM Championプログラムへのノミネーションには、通常、過去12か月間にわたる9つ以上の貢献が含まれるべきです。選考委員会は、すべての貢献をレビューし、職務範囲を超えた継続的または卓越した活動を求めています。同じカテゴリー内で複数の活動を行っていてもかまいませんので、適切に報告してください。なお、アドボカシーバッジは、IBM Championステータスへの途中でも、アドボカシー活動が少なくても取得可能です。

1. メンター

学生、技術や業界の初心者、コミュニティメンバー、またはアドボカシーに新しい方へのメンター活動。

2. イベントスピーカー

イベント、ワークショップ、ミートアップ、ウェビナーなどのホスト、オーガナイズ、またはスピーカーとしての活動(3〜4回が推奨)。イベントの作成に関わるボランティア作業も、イベント当日を超えてカウントできます。

例: IBM ChampionsのCarla Raffiさん、原 伸樹さん、西尾 新司さんは、7月初旬にInstanauts Japan User Groupで主要なスピーカーを務めました。こちらのビデオをご覧ください。

https://www.linkedin.com/posts/hiraokadaisuke_instana-monitoring-ibmchampion-activity-7219668597361586176-WzbM/

ヒント: イベントの振り返りや経験の共有、主要なポイントの発信は、ブログやLinkedIn投稿の非常に簡単なコンテンツアイデアです。

IBM Championの田中 正吾さんは、ラスベガスで開催されたIBM TechXchange Conferenceのレポートを共有してくださっています。

https://www.1ft-seabass.jp/memo/2024/10/31/ibm-techxchange-2024-las-vegas-03/

3. フィードバックの提供

IBMのフォーカスグループ、顧客アドバイザリー委員会、ベータプログラムに積極的に参加し、フィードバックを提供する。または、開発者向けのチュートリアルやガイドにフィードバックを提供する。https://ideas.ibm.com/ でアイデアを継続的に投稿している場合もカウントされます!

4. プロダクトレビュー

良いレビューを書く際には、特に印象的だった機能、直面した課題、全体的な価値に焦点を当てましょう。

プロダクトレビューは2つの点で有益です:

  1. 購入を検討している他のユーザーの意思決定をサポートする。
  2. 製品開発者やマネージャーに、優れている点や改善が必要な点についてメッセージを送る。

一般的に、ソフトウェア製品のレビューに最適なウェブサイトは、ITReviewTrustRadiusG2Gartner Peer Insightsの3つで、ほとんどのレビューは10分以内で完了します。

5. 技術的またはデベロッパーとしての貢献

フォーラムでの質問に定期的に回答することで専門知識を共有する(週に1〜2回推奨)。または、デベロッパーチャネルでコードを定期的に共有する(1〜2週間に一度推奨)。

ヒント: 外部に投稿や共有ができない場合でも心配いりません。社内でアドボカシー活動を行っている場合、イントラネットでフォーラムに回答したりサポートするなど、職務範囲を超えて取り組んでいることも評価されます。活動を記録する際には、明確な説明と可能であればスクリーンショットを添付してください。

6. ソーシャルメディアでの活動

定期的な投稿(1〜2週間に一度推奨)や、頻繁なツイート(毎日推奨)。ソーシャルメディアでの貢献は、リポストだけでなく、自分の考えや創造性を含めることが重要です。

ソーシャルメディアのスーパースターたち: 自身の興味やテクノロジーに関するコンテンツを作成しているIBM Championの  Shigeo Uedaさん、Seigo Tanakaさん、Miho Ezawaさん をご紹介します。

7. ブログ、書籍、記事、Youtube動画の作成

製品や業界に関連する価値ある技術コンテンツ(ブログ投稿、ビデオ、記事、ポッドキャスト、Youtube動画投稿など)を作成し共有します。これは専門知識を示すだけでなく、ターゲットオーディエンスに価値を提供します。

例:


8. コミュニティへの参加

Common、Cognoiseのようなバーチャルグループ、ローカルユーザーグループ、IBM TechXchange Community、StackOverflow、オープンソースなどのコミュニティでのフォーラムやディスカッションへの参加、質問への回答。これらのスペースでは、ユーザーは専門知識や洞察を幅広いオーディエンスと共有できます。これは信頼性を高めるだけでなく、新たな機会やつながりを生み出します。

9. ユーザーグループでのボランティア

ユーザーグループを積極的に運営、モデレート、またはリーダーシップを発揮する。この中には、世界的または地域のユーザーグループのボードメンバーやリーダーとしての役割、ユーザーグループのイニシアチブや会議をサポートする委員会やチームへのボランティアも含まれます。

ユーザーグループを見つけたいですか? こちらのディレクトリをご覧ください。

10. 教育と研究

教育者がカリキュラムに技術コンテンツを追加したり、IBM製品に関する研究を行いホワイトペーパーを公開すること。

11. セールスサポート

販売シチュエーションでのリファレンスとして活動する場合、デモを自発的に行ったり、セールスやプロダクトマーケティングチームへのガイダンスを提供することは、職務範囲を超えたスキルを試すことになります。また、正式なカスタマーレファレンスストーリーの作成や、パートナーChampionであれば顧客をサポートすることも含まれます。

12. アナリストとの協力

業界アナリストによるレポートのためのインタビューに貢献または参加する。このレポートは内部または外部向けでもかまいませんが、可能な限り詳細を提供してください。

皆さんの活動を共有してください

皆さんの素晴らしい貢献をぜひお聞かせください。活動を報告するには、こちらをご利用ください。

また、2025年のIBM Championにエントリーされる場合は、以下の自薦、他薦フォームをご利用ください。

自薦フォーム:https://ibm.biz/2025_ChampionsNominationSelf
他薦フォーム:https://ibm.biz/2025_ChampionsNominationOther

お知らせ:2025年 IBM Champion の推薦受付が開始されました!


今こそ、これまでの活動を記録する時期です。今年どのようにアドボカシー活動を行ってきたかを振り返り、ぜひ自己推薦や他者推薦を通じて皆さんの貢献を共有してください。

皆さんの継続的なご支援と新たな挑戦を、心から楽しみにしています。IBM Championとして、コミュニティへのさらなる貢献を目指しましょう!

2025年 IBM Champion の推薦受付の詳細はこちらからご確認ください。

0 comments
61 views

Permalink