IBM Championプログラムのデジタルバッジについて、日本の読者向けにご紹介します。
IBM Championとは?
IBM Championは、IBMのソフトウェア、ソリューション、サービスに関する卓越した専門知識とコミュニティへの貢献を認められたIBM外部の専門家です。IBM Championはブログ執筆、カンファレンスでの講演、フォーラムのモデレーション、ユーザーグループの運営、書籍や記事の執筆などを通じて、他者のスキル向上や価値創出を支援しています。
IBM Championバッジの取得方法
IBM Championバッジを取得するには、まず候補者としてノミネートされ、選出される必要があります。候補者は以下の基準を満たすことが求められます:
- IBMの技術に対する専門知識を持っていること
- IBM製品やテクノロジーの普及と推進に貢献していること
- コミュニティの成長と活性化に寄与していること
- IBMのポートフォリオ全体にわたる影響力を持っていること
- IBMチームにフィードバックを提供していること
また、複数年にわたりIBM Championとして活動した場合、3年、5年、7年、10年、15年のマイルストーンバッジも取得可能です。
その他のアドボカシーバッジ
IBM Championプログラムでは、以下のようなアドボカシーバッジも用意されています:
これらのバッジ取得者は「IBM Rising Championsプログラム」の一員と見なされます。
アドボカシー活動の例
- IBM TechXchangeコミュニティでの活動:150文字以上のオリジナル技術コンテンツを作成(ブログ、フォーラムへの回答、ドキュメント追加など)。
- ユーザーグループやコミュニティへの貢献:フォーラムやミートアップ、ユーザーグループでのリーダーシップやボランティア活動。
- コンテンツ作成:IBMソリューションに関するブログ、記事、動画、ポッドキャスト、ケーススタディ、ホワイトペーパー、書籍の作成や翻訳。
- イベント参加:ウェビナーやミートアップなどの対面またはオンラインイベントの主催、支援。
- プレゼンテーション:IBMソリューションに関するセッションをカンファレンスやウェビナーで発表。
- フィードバック提供:製品フィードバックや技術的な貢献(カウンシル参加、アンケート回答、ベータテストなど)。
- マーケティングや販売支援:引用や推薦文の提供、ピアツーピアのIBM営業コールへの参加、アナリスト調査や製品レビューの実施。
- 教育と研究:IBM技術に関するコースの作成と指導、学術研究プロジェクトへの参加。
- コード貢献:HyperledgerやCall for Codeプロジェクトなど、IBM関連のオープンソースプロジェクトへのコード提供。
注意事項
- IBM Rising Championsアドボカシーバッジ(IBM Contributor、IBM Advocate、IBM Influencer)を取得してからIBM Championバッジに応募することが推奨されていますが、必須ではありません。
- これらのバッジはIBM社員は対象外です。
- デジタルバッジはCredlyを通じて発行されます。
プライバシーに関するお知らせ
IBMはデジタルバッジプログラムの運営を支援するため、米国に拠点を置く第三者プロセッサーであるCredlyのサービスを利用しています。バッジを発行するために、氏名、メールアドレス、取得したバッジの情報がCredlyと共有されます。詳しくはIBMのプライバシーポリシーをご覧ください。
※本記事は以下のURLを参考に作成したものです:IBM Champion Program Badges