アップデートの内容
IBM Planning AnalyticsのSecure Gatewayのサポート終了が10月に予定されております。
このSecure GatewayはIBM Planning Analyticsのクラウド環境とオンプレミスのデータソース間で安全な接続を確立するために使用されており、このSecure Gatewayを通じて、オンプレミスのリレーショナルデータベースソース(RDBMS)への安全な接続通路を作成し、これらのデータソースからデータをインポートしたり、トランザクションデータへのドリルスルーを実現するものです。
→IBM Secure Gatewayについてはこちら
このIBM Secure Gatewayが担っていた役割を、2024年8月に提供開始予定のSatellite Connectorが新たに担うことが決定しており、ユーザーの方はSatellite Connectorがどんなものなのか、またどのように移行をすればいいのかについて理解していただく必要があります。
新しいSatellite Connectorについて
Satellite ConnectorとはIBM Secure Gatewayの後継として導入される新しい技術で、特にIBM Planning AnalyticsやCognos Analyticsにおける安全な接続のためのソリューションです。この技術は、IBM Cloudとオンプレミス環境間で安全な通信を確立するために使用されます。Satellite Connectorは、IBM Secure Gatewayと比較して、帯域幅の制限がなく、最新世代のVPCネットワーキングをサポートし、より多くのクライアント接続と高可用性を実現します。
→Satellite Connectorの構成についてはこちら(英語)
移行の際の考慮事項について
現在IBM Secure Gatewayを利用されている方は、2024年の8月から10月の間にSatellite Connectorへの移行をお願いいたします。
また、IBMはさまざまなお客様のユースケースごとに可能な限りスムーズに行えるように細心の注意を払っております。
→Satellite Connectorへの移行プロセスを簡素化する方法についてはこちら(英語)
→Satellite Connectorへの移行プロセスに関するFAQはこちら(英語)
何かご不明な点がございましたら、カスタマーサポートもしくは弊社お客様担当営業までお問い合わせください。