当ユーザーグループは、AIOps製品(Instana, Turbonomic, Cloud Pak for Watson AIOps, IBM SevOne NPM, Flexera One with IBM Observability, IBM Workload Scheduler等)
Turbonomicのワークフローマネージャー機能について、以前当ブログにてご紹介させていただきました。「Turbonomic アクション通知について (ワークフローマネージャー機能)」
Teamsへの通知を送信する際に、今まではTeams Incoming Webhookを利用して連携ができましたが、今後廃止が予定されておりMicrosoftが後継として推奨しているWorkflows(Power Automate)への移管が必要となります。本記事では、トヨタ紡織様でのPower Automateを利用したTeams連携の活用事例と、Power AutomateとTurbonomic ワークフローの設定方法をご紹介させていただきます。※Incoming Webhookの廃止に関しては、MicrosoftのHP等で詳細をご確認ください。
トヨタ紡織様ではPark機能を利用して、ホストの起動・停止をスケジューリングして自動化を実現されています。スケジュール起動時にワークフローと連携し、Teamsへ通知を送信し正常に稼働しているか確認できる仕組みを構築されています。元々Incoming Webhookを利用しておりましたが、廃止が発表されたことに伴いPower Automateへ移管を実施していただきました。スケジュールで設定している時間帯以外にも、障害対応で急に起動しなくていはいけなくなった、停止する必要が出てきたなどの場合も、Turbonomic上のPark画面から実行していただければ、履歴として残すこともできるので実行の証跡としても利用することができます。本番環境のインスタンスを自動化することは難易度が高いかもしれませんが、トヨタ紡織様では検証・本番に関わらず、停止可能な時間帯があるインスタンスに関しては全て自動化に取り組まれ、Park機能だけで毎月約10%のコスト削減を実現されています。
MicrosoftのTeams Incoming Webhook廃止に伴うPower AutomateとTurbonomicワークフローの連携事例をご紹介させていただきました。Power Auutomateの設定はIncoming Webhookよりも少し複雑ですが、送付できる内容は更に充実していますので是非お試しください。また、トヨタ紡織様ではPark機能との連携を実現されていますが、Turbonomic ワークフローはPark以外のアクションに関しても通知を送付することができます。今後の機能拡張も計画されていますのでこの機会に一度ご利用いただき、更にTurbonomicをご活用いただければと思います。これからTurbonomicのご導入をお考えのお客様は、他にも素敵な機能がたくさんあるので是非お声掛けいただきお試しください!
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