製品に関して情報やベストプラクティスを共有し、セミナーなどのイベントの開催情報を知るためのコミュニティです。
2025年10月21日〜23日の3日間にわたり、IBM i 次世代技術者コミュニティ「IBM i RiSING」による合宿形式イベント「IBM i 次世代技術者リーダーフォーラム in 天城 2025」を開催いたしました!前半と後半の2スロット合計で全国から現地参加47名、オンライン参加24名の合計71名の皆さまにご参加いただき、若手技術者の皆様による熱量あふれた3日間となりました。
IBM i RiSING は、次世代の IBM i エンジニアを対象に、技術力の向上や情報交換、そして横のつながりづくりを目的として設立されたコミュニティです。
2024年に発足し、今年は 2 年目の活動となります。
ご参加者様は、開発・運用・システム構築など、興味やスキル領域に応じて 少人数グループに分かれ、4 月から約半年間、調査・検証・実装を進めていきます。参加対象者は、主に以下のエンジニアです:
IBM i に携わって 10 年以内のエンジニア
新しい技術にも積極的に挑戦したいエンジニア
前年度(2024 年)の活動に参加し、継続的に学びたいメンバー
本コミュニティを通じて、業務だけでは得られない視点や経験を共有し、IBM i 技術への理解を深めながら、世代を超えた技術継承とネットワーク拡大を目指しています。
本イベントは、約半年間にわたる研究発表に加え、本天城回でのキャリアワークショップを通じて、技術と人材の両面から IBM i 技術者としての未来を描くことを目的としています。IBM i RiSING の掲げる「技術力の向上」と「ネットワーキングの構築」に加え、オンサイト参加者ならではの体験や学びを、それぞれの現場に持ち帰っていただくことを重視しています。
今回は通常のグループワークに加え、オンサイト参加者同士でキャリアディスカッションを行い、価値観・志向性の整理やキャリアアンカーの共有など、キャリア形成の観点でも新たな気づきを得ていただきました。また、多様な業界・企業の参加者同士による交流を通じて、普段では得られない視点や新しいネットワークが創出されました。
また、4月のキックオフ以降、ご参加の皆様は13チームに分かれてワーキングテーマに取り組んでいただきました。その成果が半年間の活動の集大成が最終成果発表にて共有されました。
当日のプログラムのハイライトをご紹介いたします
アプリ開発、パフォーマンス改善、FF RPGを用いたモダナイゼーション、初学者向け運用コンテンツの作成など幅広い視点から、創意工夫を凝らした成果がオンラインとのハイブリッド形式で発表されました。発表後のフィードバックでは、ご参加者様同士の視座を高める深いコメントが多く寄せられました。
キャリアアンカーシートを用いて、自らの価値観・キャリア観を言語化し、互いの考えを共有しました。「受け身の姿勢から脱し、自ら情報を集めてアウトプットしていかなければ何も変わらないと気づいた」といった声もいただき、ご参加者様の意識変化につながっています。
企業の壁を越え、年齢・職種も多様な参加者が親睦を深めました。「普段関わらない年齢・業種の人とIBM i について語れる時間が貴重」と多くのご参加者様からコメントをいただきました。
アンケートでいただいたご参加者様からのお声を一部抜粋して掲載いたします。
「社内だけでは得られない学びが多く、社外交流の重要性を実感した」
「多人数で取り組むことで、自分が手の及ばない範囲も他チームがカバーしてくれる相乗効果があった」
「外の世界に触れることでモチベーションが大きく向上した」
「半年にわたる研究活動と発表会を通じ、多くの学びを得ることができた」
ぜひ社内の上司や同僚の方へ、本コミュニティで得た学びや気づきを共有いただければ幸いです。IBM i の世界には、若い世代の技術者が主体的に取り組み、活気に満ちたコミュニティの輪が広がっています。その熱量を、ぜひ社内の皆さまにもお伝えいただければと思います!
最後に、、、
半年間にわたる活動、本当にお疲れ様でした!
来年度は、さらに多くの方にご参加いただけるよう「IBM i RiSING 2026」を企画中です。また、2024年/2025年にご参加いただいた皆さまには“先輩組”として新規参加者を支援いただく機会の提供も検討しております。
今年いただいたフィードバックも最大限反映し、RiSINGはどんどん進化していきます☺︎
来年度のご参加、心よりお待ちしております。
チーム名
発表テーマ
Qiitaリンク
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RPG IIIからFF RPGへの移行
それぞれの開発者から見た開発環境の違い
記事一覧
b
RPGⅢをRPGIVにコンバート
メリット・デメリット勘案する
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Git を導入し、IBM i 上で
ソースコード管理をしてみよう!
Git を導入し、IBM i 上でソースコード管理をしてみよう!
d
~実務に役立つ!? 運用チェックリスト~
e
IBM iソースをGitで管理する仕組みの構築と検証
f
VS Code を使用した
FFRPG の開発
g
オープンソース『Node.js』を使用した開発
h
IBM I 初学者向け
教育資料の作成
j
IBMiのパフォーマンス情報を調べてどんな情報を取得できるか調査しました
IBM Navigator for iから利用できるパフォーマンス情報一覧
k
IBM i の基本的な構築とPowerVSの相違点
l
生成AI × RPGLE
m
Code for IBM i × FFRPG
~ 拡 張 機 能 で こ ん な こ と が で き る ! ~
n
RPGとSQLの比較:IBM iでの開発における利点とは
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