IBM TechXchange Japan WebSphere User Group (日本WebSphereユーザーグループ)

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【2025年4月24日】IBM Integration / WebSphere コミュニティMeet-up 開催報告(WAS分科会編)

By Miyuka Nishio posted Wed April 30, 2025 02:59 AM

  

先日、IBMの虎ノ門オフィスで開催された「IBM Integration / WebSphere コミュニティMeet-up」の中で、WAS(WebSphere Application Server)分科会を実施しました。

WAS分科会では、WASの最新情報の共有に加え、損保ジャパン様でのWebSphere Liberty導入事例のご紹介や参加者同士のディスカッションを通じて、運用課題の解決に向けた活発な意見交換が行われました。

イベント全体の振り返り記事についてはこちらをご参照ください。

 

イベント概要

 

開催日:2025年4月24日(木)

場所:IBM Innovation Studio

参加者数: 約50名

 

WAS最新情報ご紹介

 

 

まずはWASの最新動向や、Libertyで実現可能なモダナイズの方向性についてご紹介しました。

軽量で柔軟なLibertyの特性を活かしたシステムの最適化や、今後のリリース計画などが紹介され、参加者の関心を集めました。

このセッションの中で取り上げられた運用の自動化に関する話題は、後半のワークショップでも多くの参加者から課題として挙がり、実務上のニーズが非常に高いことが再確認されました。

 

お客様事例の紹介:損保ジャパン様の取り組み

 

 

続いて、IBM Championの加藤博志様(SOMPOシステムズ株式会社)より、Libertyの導入に関するプロジェクト事例をご共有いただきました。

加藤様からは、プロジェクトで直面した課題や、システム全体のコンセプト、それらをどのような技術で解決していったのかについて、実際のプロジェクトスケジュールやシステム構成をお見せいただきながら詳しくご紹介いただきました。

また、Libertyの採用理由についても熱く語っていただき、現場のリアルな声を交えたお話は、今後Libertyへの移行を検討されている参加者にとって非常に有益な学びとなりました。

 

WAS活用ワークショップ

 

 

後半は「つながる・学ぶ・気づく」をテーマに、グループ形式でワークショップを実施しました。

各社が日頃直面している課題を共有し、その場でのディスカッションを通じて解決策を模索したり、WASの活用について検討したりしました。

普段はなかなか関わる機会の少ない他社の技術者同士が交流することで、あらゆる立場や視点から課題やベストプラクティスが共有され、非常に実践的かつインタラクティブな内容となりました。

 

参加者の声(一部抜粋)

 

今回の分科会にご参加いただいた皆様から、アンケートを通じて多くのご意見・ご感想をいただきましたので、一部のコメントをご紹介いたします。

  • traditionalからLibertyへと進化していき、軽量化や自動化など、柔軟にシステムを運用していくことの重要性を改めて実感いたしました。」

  • 「SOMPO様の事例が聞けたことは大変参考になりました。またディスカッションはベンダーの立場からするとお客様の生の声を聞くことができ、IBMの方々の情報も聞けたことが今後お客様へデリバリーする上で非常によかったです。」

  • 「WASについての悩みと解決策について、IBMさんや参加者の方と会話ができタメになった部分が多くありました。またIBMさんにはぜひ解決策の実施がされることをお願いいたします。」

  • 悩みについての洗い出しとその場でアドバイスいただけたのが良かったので、継続いただきたいです。またツールのハンズオンなどもまた行っていただけると嬉しいです。」

たくさんのご参加、誠にありがとうございました!

 

今後に向けて

 

今回のワークショップでは、参加者の皆様から現場で直面しているリアルな課題やお悩みを多数お伺いすることができました。

イベント中に多くの関心が寄せられたテーマ(例:運用自動化、Liberty移行、CI/CDの実践など)については、今後開催するセミナーやハンズオン形式のワークショップに積極的に取り入れていく予定ですので、ぜひ今後のMeetupやセミナーにもご期待ください。

また、本コミュニティでは今後もイベント情報や技術トピックを定期的に発信してまいりますので、継続的なご参加・ご交流を心よりお待ちしております。

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