こちらのブログでは初めまして!Technical Salesの清藤です。IAM Technical Communityがいよいよスタートしました。これからIBMのIAM製品について情報発信などの活動を行っていきたいと思います。みなさまのご参加をぜひお待ちしています。宜しくお願いいたします。
さて、突然ですがITDRとISPMという言葉を耳にしたことはありますでしょうか?
昨今、認証システムや正規アカウントを狙ったサイバー攻撃が増えていく中で、注目されているワードです。
「アイデンティティーの脅威検知と対応」という意味の通り、企業のIDインフラストラクチャーを監視し、アイデンティティーが関わる脅威を検知、迅速な対応に繋げるためのソリューションです。
Gartner社は「2024年のサイバーセキュリティのトップ・トレンド」で6つあるトレンドの1つにIAMの分野を挙げ、”セキュリティ・リーダーは、アイデンティティ・ファブリックの強化と活用に重点を置き、アイデンティティ脅威検知/対応 (ITDR) を活用して、IAMのケイパビリティがセキュリティ・プログラム全体を幅広くサポートする取り組みを推進することが重要です。”と述べています。
日本語にするのが少し難しいですが…「アイデンティティーセキュリティー体制の管理」という意味合いです。クラウドやプラットフォーム上のID、資産、ディレクトリーに関連するすべてのアクティビティーを可視化し、IDインフラストラクチャー内の盲点や攻撃される可能性があるような構成の誤りをリアルタイムで検知するソリューションです。
複雑なIDシステム環境、IDが様々なプラットフォームに散在している状況で、セキュリティーの盲点となる部分を見つけるのは難しくなっています。ISPMのソリューションを活用して迅速に盲点を見つけ、IDシステムの攻撃点を事前に減らしていくことが可能になります。
IBMはこの2つの考え方を実装した「IBM Verify Identity Protection」という製品をご提供しています。今後ブログを通して、IBM Verify Identity Protectionはどのようなものかをご紹介していく予定です。ぜひ次回もご覧ください!
Copy