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IBM webMethods Integration ServerのWindows環境への導入

By HIDEO SAITOH posted 8 hours ago

  

IBM webMethods Integration ServerのWindows環境への導入

このブログは、webMethods Integration ServerのWindows環境への導入手順になります。

前提条件

Windows Server 2022

IBMidを取得していること

インターネットへの接続ができていること

前提となるデータベース管理システムが導入されていて、データベースが作成済みであること(このブログでは、Db2 11.5が導入されています)

導入手順

  • インストーラーを起動します。(IBM_webMethods_Install_Windowsx64)
  • 下記画面でNextボタンをクリックします

  • プロキシーを使用している場合は、プロキシーサーバーの情報を入力します。プロキシーは使用していないので、Nextをクリックします。

  • Entitlement Keyを確認します。Entitlement KeyのサイトにはIBMidにてログインします。Entitlement Keyが無い場合は、「Add new key」をクリックしてキーを作成します。作成したキー情報の「Copy」をクリックし、クリップボードにコピーします。

  • User name にIBMidを入力し、Password に先ほどコピーしたキーをペーストします。

  • 選択可能な場合はバージョンを指定します。今回は、2025年6月時点で最新版の「2024 October webMethods 11.1」をインストールします。

  • 製品情報がダウンロードされるまで待機します。

  • インストール・ディレクトリー、ホスト名/IPアドレス、スタートメニュー・グループを指定します。

  • インストールする製品を選択します。今回は Integration Server のインストールのため、下記のように「Database Configuration」、「Designer」、「Integration Server」のコンポーネントを選択します。要件に応じて、他の製品もインストールしてください。

  • インストール対象がダウンロードされるので、ダウンロードが完了するまで待ちます。

  • Update対象のコンポーネントがリストアップされます。チェックがついていることを確認してNextボタンをクリックします。
  • 管理者のパスワードを設定します。

  • Integration Serverのインスタンス名、ポート番号を入力します。
  • Integration Server が使用するデータベースの情報を入力します。「Embedded database」を選択することで、製品に組み込まれているデータベースを使用することもできます。今回は、同サーバーにインストールしておいたデータベース(Db2 11.5)を指定します。
    下記の画面イメージでは、DB2のユーザーが、administratorになっていますが、実際にはdb2adminで設定しています。

  • Command Central にて製品を管理する場合は、そのエージェントである Platform Manger が使用するポートを指定します。今回は Command Central は使用しないためチェックを外して進みます。

  • Common Directory Service はユーザーを管理するための製品です。ここでは Common Directory Service が使用するデータベース情報を入力します。
    下記の画面イメージでは、DB2のユーザーが、administratorになっていますが、実際にはdb2adminで設定しています。

  • インストール対象の一覧を確認します。問題なければ、「Install」をクリックしてインストールを開始します。

  • 導入が完了するまで、待機します。

  • 導入が完了すると、導入した製品の一覧が出ます。Closeボタンで終了します。

導入した製品の構成

  • Integration Serverの構成を行います。Database Configurationの設定を行います。

  • Action欄の Integration Server を選択し、Connection にインストール時に指定したデータベース情報を入力します。入力完了後、「Execute」をクリックします。

  • 実行結果にエラーがないことを確認し、Inputsタブをクリックして元の画面に戻ります。

  • インストールした製品に対して、手順2,3を繰り返し実行します。今回は Integration Server のコンポーネントとして Monitor がインストールされているため、Monitor に対しても実行します。

  • すべての実行が完了したら、「Save settings」をクリックして設定を保存した後、「Close」をクリックして終了します。

  • Integration Serverの起動
    Start Integration Server default 11.1をクリックします。
  • Integration Serverの確認
    スタート・メニューから「Integration Server Administrator for default 11.1」を起動します。

  • ブラウザが立ち上がって、ログイン画面がでるので、ユーザー名 Administratorでログインします。
  • ログイン出来たら、下記のような画面が出力されます。
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