IBM TechXchange Japan Power User Community

IBM TechXchange Japan Power User Community

製品に関して情報やベストプラクティスを共有し、セミナーなどのイベントの開催情報を知るためのコミュニティです

 View Only

IBM i の導入メディア Resave について

By Akinori Mogi posted Wed April 17, 2024 09:51 PM

  

IBMは定期的に新しい Resaveメディアをリリースしています。ResaveとはIBM iの各バージョンの発表後に追加で発表されたハードウェアのサポートを含む更新されたインストール・メディアです。新しいサーバー/パーティションの構築時には最新のResaveメディアを使用してください。

Resaveは多くの場合、SLIC(57xx-999)ですが、IBM i(57xx-SS1)用のResaveが提供されることもあります。Resaveレベルを確認するには、インストール・メディア I_BASE_01のメディアの記載を確認してください。2024/4現在のIBM i 7.5メディアには、"RS-750-D"の記載があります。また、ESS (IBM Entitled Systems Support)からダウンロードした場合は、ファイル名が"I_BASE_01_Licensed_Machine_Code_RS_750-D_LCD8_2692_03.udf"のようにResave番号が含まれています。

Resaveメディアは以下を提供します。

  • 新しいハードウェアのサポート(新しいI/Oデバイスや新しく発表されたモデルなど)
  • システム・インストール・メディアの重要な修正(インストールまたは IPL パスの修正など)
  • 累積PTFパッケージのインストール時間を短縮することで、「総インストール時間」を短縮します


Resaveは、PTFが恒久的に適用され、新しいインストール・メディアが作成されることによって行われます。各Resaveは、最適なシステム品質を確保するために、重要なインストール・テストとリグレッション・テストを受けています。

Resaveメディアを使用する必要があるのは以下のような場合です。

  • 新しく購入したハードウェアを含む新しいパーティションを構築する場合
  • 新しいプロセッサー・モデルや機能へのアップグレードを準備する場合
  • 新しいプロセッサー・モデルまたは機能のリカバリーのために、別のIPLデバイスを使用する場合

IBM iの各バージョンの最新のResave情報はIBM i Resaveページをご覧ください。

0 comments
8 views

Permalink