BAWで開発中にプレイバック実行をしたところ、以下のエラーが画面に表示されてしまいました。このブログでは、このエラーが発生したときの解決策について書いていきたいと思います。
[Instance Details UI Service Template]
エラー: 「Server Side Init Data」サービスが次の情報で失敗しました: com.lombardisoftware.core.TeamWorksException: javax.jms.JMSException: CWSIA0067E: An exception was received during the call to the method JmsMsgProducerImpl.sendMessage (#4): com.ibm.ws.sib.processor.exceptions.SIMPLimitExceededException: CWSIK0025E: The destination monitorDestination on messaging engine SingleCluster.000-BPM.ProcessCenter.Bus is not available because the high limit for the number of messages for this destination has already been reached..
このエラーが表示された開発者は、なぜこのエラーが表示されたのかを理解する必要があるのと同時に、解消する方法を知らないことには、これ以上開発が進められないことも理解されているはずです。(残念ながら、開発画面を操作するたびに、このエラーが表示されるので。。。)
今回は以下の手順で解消していきました。ちょっと手順の順番については記憶が曖昧な部分もありますが・・・・
以下は公開後の追記です。
BAWのエラーが画面に表示されたら、まず、ログ・ファイルを見るべきでは?という指摘がございました。全くもってその通りです。
(注:ログ・ファイルには、あなたが解決したくて仕方がなくなってしまう別の障害のエラーメッセージを見てしまうことになるかもしれませんので、気をつけて下さい。)
BAWのログファイルはどこを見るべきか?という点についてですが、大規模な開発であれば開発サーバーの管理者に確認するということもできると思うのですが、ちょっとした開発で、開発サーバーも仮想化環境で提供された物で自分で面倒を見なければいけないという限定的な状況を想定して、ログファイルの在り処を探していきます。
エラーが格納されるログ・ファイルは、開発サーバーがインストールされたOS上のファイル・システムに存在しています。OSへのログイン及びファイルシステムへのアクセス権があれば、ファイルを探しに行けば良いのですが、そこまでの権限を与えられていない場合は、開発サーバーの管理コンソールから参照する方法もあります。
管理コンソールからアクセスする場合、管理者権限のIDとパスワードが必要です。画面左側のTroubleshootingのエリアにひっそりと存在する Logs and traceというお目当てのリンクをクリックし、その後右側の画面に表示されるサーバーのインスタンスを選択して、JVM Logsをクリックし、Runtimeタブをクリックすると以下の画面になります。
まず見るべきログファイルは、SystemOut.logファイルですので、Viewボタンをクリックして、その深淵を味わってみて下さい。この記事では、ここまでにして、後の解説は、三度の飯よりログを見るのがスキだという方に譲りたいと思います。
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