watsonx Orchestrate2月のUpdateまとめ
watsonx Orchestrateは頻繁に機能拡張されており、現在2週間に1度のUpdate頻度となっています。この記事では2024年2月15日、29日にUpdateされた機能についてまとめます。
詳細についてはマニュアルを参照してください。
https://www.ibm.com/docs/ja/watson-orchestrate?topic=notes-whats-new-in-watsonx-orchestrate
PATCHのサポート
これまで、呼び出すAPIのメソッドとして、GET, PUT, POST,DELETEをサポートしていましたが、新たにPATCHがサポートされました。PATCHはリソースの一部のみ更新する場合に利用されるメソッドで、watsonx Orchestrateのスキルとして呼び出すことが可能になりました。
ワークフローと意思決定のディスカバリー
BAWonCloud/ODMonCloud上で動作するワークフローと意思決定のディスカバリーを行うことが可能になりました。
next best skillsへのデータのマッピング
これまで、next best skillsへのデータのマッピングは同じデータ項目名を持つものに対して暗黙的に行われていましたが、マッピングエディタが追加され、next best skillごとに、明示的にマッピングを指定することが可能になりました。
リスト型の変数に関する使い勝手の向上
リスト型の変数を入力する際に、xlsとcsvファイルを用いることが可能になりました。
また、出力がリストの場合にもテーブル形式でデータが表示されるようになりました。
日付の使勝手の向上
日付をString型で扱う際に、フォーマット属性を指定することでチャットUI上での入出力が便利になりました。
例えば、以下の様にdateおよびdate-timeフォーマットを指定することが可能です。
その場合、チャットUI上では、以下の様に表示されます。
また、epoch形式もサポートしており、出力がepoch形式である場合、チャットUI上ではYYYY-MM-DD形式で表示され、人が見て理解できる形式で表示されるようになりました。
新規スキルの追加
Cognos,Eventbrite,FreshService,Greenhouse,HubSpot CRM,Insightly,Microsoft Azure Blob Storate,Oracle EBS,Salesforce Account Engagement, Salesforce Chatter,SurveyMonkey,Workday HCMに関するスキルが追加されました。
スキルの詳細については下記リンクを参照してください。
https://www.ibm.com/docs/en/watson-orchestrate?topic=orchestrate-overview#skill-catalog
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