Tech Zone環境を使ってIBAMOEを触ってみました。（ルール編）
＜Tech Zone 環境＞
https://techzone.ibm.com/collection/630686e5bc206300176b3f29
Version：IBM Business Automation Manager Open Edition 8.0.1
＜プロジェクトの作成＞
＜データオブジェクトの作成＞
＜ルールの作成＞
・ガイド付きルールを使用して年齢事前チェックルールの作成
・デシジョンテーブル（スプレッドシート）を使用して金利計算ルールを作成
・ガイド付きデシジョンテーブルを使用して、ローン事前チェックルールを作成します。
プロジェクトの作成
１．「設計」パースペクティブで、新規プロジェクトを作成します。
ページの右上にあるプロジェクトの追加アイコンをクリックできます。
プロジェクトに名前を付け、説明「ローン承認プロセス」を入力して追加アイコンをクリックします。
データオブジェクトの作成
2種類のデータを定義します。
Applicant：年齢、クレジットスコア、月収など申請者に関する情報が含まれています。
Loan：ローン期間やローン金額など、ローンに関する情報が含まれています。
１．プロジェクトで、画面中央の「アセットの追加」ボタンをクリックします。
２．「データオブジェクト」タイトルをクリックします。
３．データオブジェクトに名前（applicant）を付けます。パッケージはデフォルトのままにします。
４．「＋フィールドの追加」ボタンをクリックして、次のフィールドをデータオブジェクトに追加します。
５．データオブジェクトに名前（loan）を付けます。パッケージはデフォルトのままにします。
６．[+ フィールドの追加] ボタンをクリックして、次のフィールドをデータ オブジェクトに追加します。
データモデルの作成が完了しました。
年齢事前チェックルールの作成
データモ年齢事前資格を決定するルールを作成します。ルールは、申請者の年齢が18歳から82歳の間であることを確認するために簡単なチェックを行います。
１．[アセットの追加] ボタンをクリックし、アセットを選択します。
ルール名はRuleAgePreQualificationです。
２．ガイド付きエディタが開いたら、エディタ画面の右隅にある+アイコンをクリックします。
３．オブジェクトをインポートをします。（applicant、loan）
４．applicantをクリックします。
５．[複数フィールド制約] フィールドで [すべて (And)] オプションを選択します。
６．条件を追加します。オブジェクトの下に表示されている次のすべてをクリックします。
７．条件を追加します。年齢は18歳以上82歳未満である必要があります。[フィールドに制限を追加する]
ドロップダウンからage（年齢）を選択します。
８．エディターに年齢フィールドが追加されます 次に、ドロップダウンから[より大きい]オプションを選択し、
ドロップダウンの横にある小さな鉛筆アイコンをクリックします。
９．条件として18を入力し、同様に82未満の条件も追加します。
１０．ローンがある2番目のステップをクリックします。
１１．ローンオブジェクトの変数名にloanと入力し、[設定]をクリックします。
１２．アクションを定義しましょう。緑色のアイコンをクリックして、Then 句を追加します。
１３．loanのフィールド値を変更するオプションを選択します。
１４．筆アイコンをクリックして、フィールドを選択し [OK] を選択します。
その後、フィールドの横にある鉛筆アイコンを再度選択し値をtrueに設定します。
１５．ルールはビジネス プロセスを使用して調整されるため、ルール フロー グループと呼ばれる識別子を提供します。オプションの表示リンクをクリックします。
１６．ドロップダウンから属性ruleflow-groupを選択し、[OK]をクリックします。
属性の値にage_qualificationを入力します。
１７．[保存]をクリックしてルールを保存し、[検証]をクリックして正常に作成されたことを確認します。
１８．作成ルールアーティファクトをテストするためのテストをセットアップします。
アセットライブラリビューに戻り、[アセットの追加] ボタンを選択し、テストシナリオを選択します。
１９．テストシナリオエディタでは、Given列とExpect列を提供しています。右側のペインには、オブジェクトが一覧表示されています。右側のペインからオブジェクトApplicantを選択し、フィールドAgeを選択しデータオブジェクトの挿入をクリックします。
２０． Given列の右側に新しい列を追加しオブジェクトloan選択し、フィールドAmountを選択しデータオブジェクトの挿入をクリックします。
Except列をクリックオブジェクトloan選択し、フィールドagePreQualを選択しデータオブジェクトの挿入をクリックします。
２１．テストするルール・フロー・グループをテスト・エディターに通知します。右側のペインから設定オプションをクリックします。
２２．ルール フロー グループの値 age_qualificationを入力します。
２３．セルを編集することで、さまざまな列に値を追加することができます。
完了したら、[テスト]ボタンをクリックしてルールをテストします。右側のペインからメトリックオプションをクリックすると、カバレッジレポートも表示されます。
最後にアーティファクトを保存します。
金利計算ルールの作成
スプレッド（Excel）を使って金利計算テーブルルールを作成します。
スプレッドシートには、ルール データを定義する 2 つのキー領域 (ルール セット領域とルール テーブル領域) があります。
金利計算ルール用のスプレッドシート
１．スプレッドシートを使って金利計算ルールを作成します。
２．Business Central にアップロードします。アセットライブラリ ページから [アセットの追加] ボタンを選択し、
[デシジョンテーブル (スプレッドシート)] を選択します。
名前を入力してファイルをアップロードしたらOKボタンをクリックします。
ローン事前チェックルールの作成
ローン金額、負債比率、クレジットスコアに基づいてローン事前資格チェックルールを作成します。
１．アセットライブラリに戻り、[アセットの追加]ボタンをクリックします。「ガイド付きデシジョンテーブル」オプションを選択します。
２．ガイド付きデシジョンテーブルエディターで、「カラム」タブをクリックします。
３．最小ローン金額をチェックする条件列を定義します。条件列を追加するには、[Insert Column] ボタンをクリックします。これにより、ウィザードが開きます。[条件の追加]を選択し、[次へ]をクリックします。
４．[新しいファクト パターンの作成] ボタンをクリックします。ファクトタイプを選択し、バインディングを設定します。
５．計算タイプを選択し、固定値を選択します。
６．フィールドを選択し、amountを選択します。
７．最小金額のチェックをする必要があるため、オペレータを選択して［は次の値よりも大きい]を選択します。
８．カラムにヘッダー（説明）を付けて完了します。
９．[最大ローン金額]カラムを定義します。同じ手順を繰り返しますが、オペレータは［は次の値よりも小さい]を選択します。
負債比率を計算するルールを作成します。
１０．負債比率は申請者のデータに基づいて計算するため、パターンを選択してバインディングを作成します。
１１．計算タイプを選択し、述語を選択します。
１２．フィールドに数式を入力します。これは、 指定された数式の評価は、カラムで定義された条件に対してチェックされ、真/偽で評価されます。
１３．デフォルト値を使用して、最後にヘッダー（説明）を定義します。
１４．最大クレジットスコアと最小クレジットスコアの2つの列を作成します。最大ローン金額と最小ローン金額を定義するために行ったパターンに従って、これらのカラムを定義します。
１５．アクションカラムを作成します。[Insert Column]をクリックし、[フィールドの値をセット]の値を選択して、[次へ]をクリックします。
１６．フィールドに値を設定します。残りはデフォルト値で進み、ヘッダーの説明を定義します。
１７．コメントを決定するもうフィールドを定義します。ここでは値オプションに値リストを設定します。
この設定はガイド付き意思決定表エディターでドロップダウンを提供します。
デフォルト値を使用して進みフィールドのヘッダーを定義し、アクション列定義を保存します。
１８．ここで作成したルール定義のルールフローグループを定義します。[Insert Column]をクリックし、
[詳細オプションを含める]チェックボックスをオンにして、[属性列の追加]をクリックします。
「ルール・フロー・グループ」オプションを選択し、「終了」をクリックします。
属性のカラムを展開し、デフォルト値を定義します。
１９．[モデル]タブに戻ると、テーブルは次のようになります。
意思決定表の値を入力します。右上の[挿入]ボタンをクリックし、[行の追加]をクリックします。
まとめ
今回作成したルールの形式
・ガイド付きルールを使用したルール
・Excelでデシジョンテーブルを使用したルール
・ガイド付きデシジョンテーブルを使用したルール
#bamoe