watsonx Orchestrateは様々な処理をスキルとして登録することで、ユーザーはその処理を自然言語で実行すること可能です。
watsonx Orchestrateでは、プリビルドスキルとして業務で必要な様々なスキルが用意されています。
(参考)対象アプリケーションの一覧はこちらになります。
処理を実行する上で、新たにスキルが必要となった場合にはカスタムスキルとして、スキルを追加することができます。その際、OpenAPI ファイルをインポートするか、 watsonx Orchestrate が統合しているアプリを選択することが必要となります。今回は、watsonx Orchestrate が統合しているアプリの一つである、Business Automation Workflow(BAW)で作成したワークフローをスキルとして追加する際の手順を紹介します。
手順1:ワークフローを作成する
BAWにログインします。
今回は、以下のような申請と承認を行う簡単なワークフロー「出張申請」を作成いたしました。
手順2:作成したワークフローを公開オートメーション・サービスとする
ワークフローをwatsonx Orchestrateで扱うために、公開オートメーション・サービスを作成する必要があります。
新規にRESTサービスを作成します。操作を追加し、「操作の詳細」で操作に名前を付け、操作の実装を提供する実装環境を指定します。
今回はワークフロー「出張申請」を扱いたいため、新規ではなく既存のプロセス「出張申請」を選択します。
公開オートメーション・サービスを作成後、スナップショットを作成します。

手順3:公開オートメーション・サービスを公開する
RESTサービスを外部から呼び出すためには、公開する必要があります。
適切なスナップショットを選択し、公開します。

手順4:watsonx Orchestrateでスキルを追加する
watsonx Orchestrateにログインします。
Skills > Add skillsを選択し、From appsのIBM Cloud Pak for Business Automationを選択します。
BAW(CP4BA)へのアクセス情報を入力して、connectします。
表示されたサービスから、スキル追加したいサービスを選択します。

追加したスキルの拡張を行いpublishした後に、watsonx Orchestrateでそのスキルを実行することにより、作成したワークフローを実行することができます。
以上の手順で、BAWで作成したワークフローをwatsonx Orchestrateで扱うことができるようになります。
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