9月25日(水)に「IBM TechXchange: IT Automation Meetup 2024」を開催しました。イベントでは、「IBM Workload Scheduler Meetup」と「運用高度化 Meetup」の2つのトラックを同時に開催する初の試みを行いました。約30名のお客様にご参加いただき、どちらのトラックもIT運用に携わる方々にとって貴重な学びとネットワーキングの機会をとなり、大盛況で終えることができました。
当日はイベント中継も実施しました。
【イベント中継】2024/09/25（水） IBM TechXchange: IT Automation Meetup 2024
合同オープニングの後はそれぞれのトラックに部屋を移動しました。タイムテーブルはこちらです。
IBM Workload Scheduler Meetup
6月18日の第1回開催後、2回目の開催となりました。IBM Workload Scheduler(IWS)講師のIBM 江川からの自己紹介や前回Meetupの振り返りがあった後、パートナー様によるLT大会が実施されました。
・ベニック・ソリューション株式会社 持光様・藤原様
・エヌアイシー・ソフト株式会社 斉藤様
IWSについて「新機能利用中または導入検討中の事例はありますか？」そして「裏技やドッキリ―な実装に挑戦された事例はありますか？」について参加者に投げかけ、ディスカッションしたり、皆さんが抱えている「モヤモヤ」、今後導入しようとしている機能、工夫していることを共有したり、現場の生の話が聞くことができました。
IWS Meetupの全資料はこちらで公開しています。
次にIWSの最新情報について、IBM 江川からIWS（分散系）の最新情報を伝えました。
- IWS 10.2における主な機能強化：オーケストレーション・モニター、デフォルト証明書使用時のセキュリティ強化、Orchestration CLI
- IWS 10.1における主な機能強化：データ転送管理、実行サイクル・プレビュー
また長くこの分野をリードしているIBM 久貝から、メインフレーム版のIWS(IZWS)の最新情報についてご紹介しました。
- IZWSの機能変遷、1972年から今までの軌跡
- IZWS 10.1における機能強化
イタリアの開発チームとのリモートQ&Aがありました。IWSの開発部門はイタリアにあります。ヨーロッパは早朝。朝早くからありがとうございました。Product Managerのマルコさんからロードマップの説明と前回IWS Meetupでユーザ様、パートナー様から頂いたリクエストや質問に対して丁寧に回答をしていました。ユーザー様の声が、製品開発元に届けられるというのもMeetupの利点です。
最後に今日のトラックの様子をIBMデザイナーのルカさんにグラレコにしていただきました。一枚の絵でこれまで私が書いてきた文章が理解できてしまうって素晴らしいですね。前回のIWS Meetupでもグラレコがありますので、よろしければその時の開催レポートもご覧ください。
運用高度化 Meetup
まずはIT Automationの中村担当よりIT Automation製品の最新情報のご紹介をしました。この分野はInstana, Turbonomic, Apptioの統合、最近ではHashiCorpやKubecost社の買収を発表しており、力を入れている分野です。「IT運用のお仕事を考える」と言うテーマから製品のご紹介をしていくわかりやすい説明でした。
運用高度化Meetupの全資料はこちらで公開しています。
運用高度化ワークショップでは、運用管理における現状の課題から解決策を議論いただきました。ログ管理の課題やどうしたら運用管理の負担を軽減できるかなど、Meetupにご参加いただいている皆さま同士で闊達な意見交換が行われ、グループごとに発表しました。
そして運用高度化Meetupでも本日の内容を振り返るグラレコがIBMデザイナーのサリーさんに作成されました！今日一日の内容が素敵なイラストで表現されています。
IBM TechXchange Japan
2024年11月27日 (水)にIT Automationだけでなく、全テクノロジーを対象にした日本IBMの最大のコミュニティー・イベント：IBM TechXchange Japanが開催されます。場所はホテル雅叙園（東京・目黒）です。懇親会を含むセッションやネットワークイベントが開催されますので、早めの申し込みをよろしくお願いいたします。Meetupの情熱をここでもみんなで共有しましょう！
申し込みサイト（お申し込みはこちらをクリック）