VIOSはCLIを介して構成・管理することができます。
VIOSにログインすると、制限付きKornシェルに入ります。以下を除いて標準のKornシェルと同じように動きます。
ー現在の作業ディレクトリを変更する
ーSHELL、ENV、PATH変数の値を設定する
ースラッシュ(/)を含むコマンドのパス名を指定する
ー次の文字(>、>|、<>、>>)のいずれかを使用してコマンドの出力をリダイレクトする
これらの制限により、PATH変数にアクセスできないコマンドは実行できません。
さらに、コマンド出力は直接ファイルに送れなくなります。
代わりに、コマンド出力をteeコマンドにパイプ接続することができます。
ログイン後、“help”と入力すると、サポートされるコマンドに関する情報が表示されます。
(例)errlogコマンドのヘルプを表示するには、
“help errlog” と入力します。
VIOSのコマンド情報は下記リンクをご参照ください。
https://www.ibm.com/docs/ja/power10/9043-MRX?topic=server-alphabetical-list-commands