IBM TechXchange Integration Group Japan

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Red Hat ・IBM共催:Integration, Runtime製品コミュニティMeetup

By Tomomi Tsukino posted Mon October 23, 2023 03:45 AM

  

【大盛況】Red Hat / IBM 共催 : Integration / Runtime製品 コミュニティMeetup

第3回 IBM Integration / WebSphereコミュニティMeetupを開催しました。

今年はWASが誕生25周年、MQが30周年というアニバーサリーイヤーのため、4半期に1回のMeetupの開催を予定しております。

このコミュニティMeetupは、第1回目が2023年3月、2回目が2023年6月に開催され、今回は3回目の開催となります。

今回のMeetupでは、Red Hat Application製品紹介、MicroProfileの実現性、Quarkus、ServerlessについてRed Hat様と共同でご紹介をさせていただきました。

この開催後報告では、その内容の一部をご紹介いたします。

スピーカー 

・Red Hat 安楽慎吾氏

・Red Hat 伊藤ちひろ氏

・IBM 田中孝清 

・IBM 山根雅彦

司会 

・IBM 西尾実優香

・IBM 井出ひなの

セッション内容 

・Red Hat Application Foundationsのご紹介 

・IBM WebSphere / Integration製品紹介 

・コンテナにおけるServerlessの実力とは、MicroProfileで実現できること 

・Quarkusの速さのヒミツ

・LibertyとInstantOnで実現するServerless

・クロージング・今後のイベント案内 

・Red Hat Application Foundationsのご紹介

Red Hat社の安楽慎吾氏にご登壇いただき、「Application Foundations」がどのようなかたちで構成をされているのか、ご紹介いただきました。 

Runtimes、Integrationの主な構成要素のご紹介をしていただきました。 

・IBM WebSphere/Integration製品紹介

IBM山根から、同様にアプリケーション・ランタイムに関する製品について紹介しました。IBM WebSphere Hybrid Editionでは、柔軟にランタイムを選択していただけるよう2つのランタイムを提供しており、IBM WebSphere LibertyとIBM WebSphere Traditional を紹介しました。また、Integration製品を含むWebSphereの全体像についても紹介をしました。

WebSphere Application Serverを管理・運用するWebSphere Automationを紹介していただきました。

Application Severの脆弱性のチェックをし、それらを自動認識し、必要に応じて修復をしていく機能を持ち、自動化をするためのツールとして提供しています。また運用管理ツールであるInstanaとの連携についても紹介をしていただきました。

・コンテナにおけるServerlessの実力とは〜MicroProfileで実現できること〜田中さん 

マイクロサービスを実装するためについて、技術・文化・プロセスを導入し、どのように迅速に実装をしていくかについて,Red Hat伊藤ちひろ氏,IBM田中孝清が対談形式でご紹介しました。マイクロサービスはシステムの分割だけでなく人や組織の分割の側面も重要である事,マイクロサービスにも多くの課題があり,それを乗り越えるための技術が多く提供されていることをなどをお伝えしました。

・Quarkusの速さのヒミツ

Red Hat伊藤ちひろ氏から、MicroProfile仕様に準拠した新しいRed HatのJavaランタイム,Quarkusについてご紹介いただきました。Quarkusは,Javaのアプリケーションを直接実行可能なネイティブイメージに変換するGraalVMを活用し,起動時間や使用メモリ量を劇的に減らすことができますし,現在開発中のプロジェクトCRaCなども使用可能になる予定です。またRed Hatの提供する非同期処理ソリューションについてもお話ししていただきました。

・LibertyとInstantOnで実現するServerless

GraalVMとは異なる起動時間短縮への取り組みとして、OpenJ9に組み込まれたCheckpoint/Restore機構による起動の高速化「InstantOn」について,IBM田中孝清からお話しました。InstantOnはMicroProfileだけでなくJava EEのAPIも利用しつつ時間短縮が可能になるというメリットがあります。また,Liberty固有のメリットとしてのゼロマイグレーション・ポリシーについてお話しました。

今後のご案内

10月31日(火)-11月1日(水)にて2日間にわたり、全ブランドの技術者に向けた「IBM TechXchange Conference Japan」が開催予定です。次回のMeetupをこちらに位置付けWebSphere及び、Integrationの最新情報、ハンズオンなど様々なコンテンツをご用意しております。対象者としましては、IBMのサービス/製品を使用または使用検討されている技術者の方々です。

まだの方はぜひこちらのURLからお申し込みください。 

また、10月11日(水)にてRed Hat SummitがANA インターコンチネンタルホテル東京にて開催をされます。是非ご参加ください!

IBM Integration / WebSphereコミュニティ登録のお願い

今後のコミュニティMeetupや、今回ご要望の多かったハンズオン、お客様事例をご紹介するセッションについて情報提供していく予定です。

IBM Integration / WebSphereコミュニティに登録をしていただき、最新情報を取得してください。今回のMeetupで使用した資料も一部をこちら置いてありますのでご参照ください。是非、コミュニティにご登録お願いいたします。

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