IBM製品のサポートライフサイクル（End of Support）やシステム要件、マニュアルの情報はこちらのサイトから統一して検索が可能です。

• Product lifecycle : サポートライフサイクル　(日本語のブログ記事)
• Detailed system requirements for a specific product  : システム要件
• IBM Documentation : マニュアル

では、各々の製品のFixPack(累積フィックス）がまとまったサイトがあるかというと、製品によって存在するというのが回答になります。FixPackのIBM製品全体のポータルは存在しないため、インターネット検索を利用しましょう。今回はGoogleで検索しています。キーワードは、

製品名 + Fix List

です。例えば、「WebSphere Application Server + Fix List」で検索してみます。 すると、「Recommended updates for WebSphere Application Server」というサイトがトップに表示されます。

このページはWebSphere Application Server (WAS) LibertyとWAS traditionalのFixPack情報がまとまったサイトで、各FixPackの詳細ページにリンクされていて、その先のページよりFixCentralからFixPackをダウンロード可能です。

次に「Rational Application Developer + Fix List」で検索してみます。 やはりトップに「Fix list for Rational Application Developer for WebSphere Software」が表示され、簡単に探すことができました。

Rational Application Developerは9.7と9.6が現時点（2024年9月現在）サポートされています。End of supportとなったバージョンのFixListも掲載されていますが、製品やFixPackのダウンロードができるのは基本的にサポートが継続しているバージョンに限られますのでご注意ください。

多くの製品で同様にインターネット検索でFixPackを探すことができます。うまく検索できない場合は各製品のテクニカル・サポート（有償）もしくはコミュニティーのDiscussionをご活用ください。