講演概要(序章講演+本講演#1+本講演#2)
日本は諸外国と比較すると圧倒的に「安全」だと言われています。その結果の「安心」を我々日本人は普段あまり意識することはないかもしれませんが、時代の変化、テクノロジーの進化と共に、状況が変わりつつあります。それは、「安全・安心」へのニーズの変化や、新しいタイプの脅威の出現などです。
そもそも「安全・安心」とは何か?みなさんもジブンゴトとして考えてみませんか?
3つの講演の構成と視聴の観点
ここに掲載する序章講演、本講演#1、本講演#2の3つの講演は、以下のような観点で「安全・安心」をジブンゴトとして考えるにはもってこいの講演です。
- 何が今の比較的「安全・安心」な状況を作り出しているか?
- 時代の変化、テクノロジーの進化でどう変わりつつあるか?
- 「安全・安心」は官民個の観点でどう考えていくべきか?
また、本講演#1、本講演#2にはそれぞれの講演のスピーカーがこれからの「安全・安心」を考える上での3つの問いを投げかけます。ぜひ、その3つの問いを意識しながら視聴されることをお勧めします。
視聴された方同士でその3つの問いについて議論してみるのも良いかもしれません。
序章講演
「安全安心サービスとは(官・民・個人の役割)」
講演#1と講演#2を通してのテーマ「安全・安心」について大きな全体観を持ってそれぞれの講演を視聴できるようにするための序章としての講演。
<スピーカー>
近藤 知尚
日本アイ・ビー・エム株式会社 特別顧問
経歴
1989年 警察庁入庁
2020年 警察庁警備局外事情報部長
2021年 警察庁長官官房総括審議官
2022年 警察大学校長(2024年退官)
2024年 8月より現職
携わった施策
2016年 小型無人機等飛行禁止法(ドローン対策)
2018年 古物営業法改正(オンライン本人確認)
2022年 警察庁にサイバー警察局設置
2022年 道路交通法改正(レベル4自動運転)
本講演#1
「セコムが考える安全・安心のテクノロジーについて」
日本で最初に警備業を立ち上げた会社であるセコム(株)は、今までどういうテクノロジーを使って、どういう「安全・安心」を提供してきたのか。そしてテクノロジーの進化で、今どんな局面にあり、これからどんな「安全・安心」を提供していこうとしていて、どんな課題を持っているのか。
民間企業だけでなく、我々個人も、一人一人がどうそこに向き合うべきなのかを考える必要のある、身近ですがとっても深いテーマです。
<3つの問い>
(問1:テクノロジー進化とプライバシー問題)
セコムの「あんしんフロー」で現在展開され、今後さらに発展していく様々なテクノロジーと、皆さまの立場から見たプライバシー問題との、将来の適切な関係性や発生するリスクの解決方法について考えてみて下さい。
(問2:未完成なフローに必要なテクノロジーとサービス)
セコムは「あのね」のサービスの提供だけでは「見守り」の「あんしんフロー」は未完成だと考えています。これを完成させるためには、さらにどのようなテクノロジーやサービスが必要か考えてみて下さい。
(問3:どんな産官学のパートナーをどう募る?)
問1、問2の解を実現していくためには、セコムの「あんしんプラットフォーム」にさらにどのような産官学のパートナーを募ることが望ましいか、さらにその方法についても考えてみて下さい。
<スピーカー>
上田 理 様
セコム株式会社 常務執行役員 IS 研究所長
1986 年、セコム(株)に新卒で入社。
大阪エリアと成田空港で常駐隊員を経験した後、セコムネット(株)(現・セコムトラストシステムズ(株))を経てセコム本社へ。システム企画室では新商品リリースに携わり商品企画のロジック作りなどを学ぶ。
1992 年から 4 年間セコムオーストラリア(株)へ出向し、帰国後は社長室や企画部門、業務本部を経て 2009年から 2 年間セコムテクノサービス(株)(現・テクノ事業本部)に出向、2013 年からの総務本部を経て 2016 年より企画担当、その後企画開発担当。
2019 年に常務執行役員。
2024 年より現職。
本講演#2
「テクノロジーで変わる社会と安全」
テクノロジーの進化は、一方で犯罪者側もそれを悪い形で活用し「安全・安心」が脅かされるようになってきた。また今やサイバー空間は日常生活においても必須のものとなりつつあり、もはや公共空間化してきているという指摘もある。今後、その公共空間化してきているサイバー空間の「安全・安心」を官民個のそれぞれの観点でどう担保していくべきなのか、我々個人も考える時にきている。
<3つの問い>
(共通:安全な公共空間)
サイバー空間を安全な公共空間にしていくのに必要なことは何か?官・民・個人にそれぞれ期待される役割は何か?
(問1:安全な公共空間)
サイバー空間の安全安心の担い手として、官・民・個人それぞれの役割分担や協業はどのようにすべきか?
(問2:すべて官に委ねる?)
サイバー空間の安全安心はすべて官に委ねるべきか?またその場合の課題とは何か?
(問3:個人としてできること)
サイバー空間で安全安心のために個人としてできることは何か?まだその際の課題は何か?
<スピーカー>
近藤 知尚
日本アイ・ビー・エム株式会社 特別顧問
経歴
1989年 警察庁入庁
2020年 警察庁警備局外事情報部長
2021年 警察庁長官官房総括審議官
2022年 警察大学校長(2024年退官)
2024年 8月より現職
携わった施策
2016年 小型無人機等飛行禁止法(ドローン対策)
2018年 古物営業法改正(オンライン本人確認)
2022年 警察庁にサイバー警察局設置
2022年 道路交通法改正(レベル4自動運転)