昨年度開催した第二回 cosmos partners 連携会議 in 天城に続き、第三回 cosmos partners 連携会議 in 天城を 6 月 30 日(火)– 7 月 1 日(水)の一泊二日の日程で開催いたしました。本記事では、第三回 cosmos partners 連携会議について振り返ります。
cosmos partners連携会議は、女性技術者の活躍推進やその支援に取り組む企業・団体が一堂に会し、各社の取り組みや課題を共有するとともに、相互に学び合いながら新たな気づきやアクションにつなげることを目的として毎年開催しています。第三回となる今回は、昨年まで以上に多様な業種・組織からご参加いただき、それぞれの立場や経験を持ち寄って活発な意見交換が行われました。
ご参加いただいた企業・団体は以下のとおりです。
(五十音順・敬称略)

上記に、cosmosを構成するキンドリルジャパン株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社のスタッフを加え、総勢46名が参加しました。
二日間にわたる会議のアジェンダは以下のとおりです。
各社・各団体紹介
初参加の方も多かったことから、会議の冒頭では各社・各団体より、
・女性技術者キャリア支援に関する取り組み
・参加者の自己紹介
をご紹介いただきました。
女性技術者コミュニティの運営状況や制度面での工夫、経営層との連携、採用・育成施策など、各社の特色ある取り組みが共有されました。
参加者からは、「自社にはない視点を知ることができた」「似た課題を抱える企業が多いことに勇気づけられた」といった声も聞かれ、会議の早い段階から活発な交流が生まれました。
特別講演
初日の講演者として、味の素株式会社の安達様をお迎えし、「違いを”気づき”へ ~当事者視点とコミュニティが生む価値について~」をテーマにご講演いただきました。
安達様には、ご自身の経験や活動をもとに、
・当事者の声を発信することの重要性
・経営層を巻き込むことの必要性
・個人の努力だけでなく仕組みで課題を解決する考え方
・仲間を増やしながら社会を変えていくアプローチ
についてお話しいただきました。講演後の質疑応答も非常に盛り上がり、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。

ワークショップ
特別講演の後は、ワールドカフェ方式によるワークショップを実施しました。
ワールドカフェは、リラックスした雰囲気の中で少人数に分かれて対話を行い、途中でメンバーを入れ替えながら多様な視点や新たな気づきを生み出す対話手法です。今回は3ラウンドの対話と全体共有を組み合わせて実施しました。
まずRound 1では、自己紹介や安達様の講演を聞いて感じたことを共有した後、「コミュニティ活動の課題・悩み・期待」をテーマに、自由な意見交換を行いました。
Round 2ではメンバーを入れ替え、異なる企業・団体の参加者と「女性技術者がつながることでどのようなことが実現できると思うか」について対話を行いました。他グループの視点や経験を取り入れながら議論を深めることで、新たな気づきやアイデアが生まれました。
Round 3では元のグループに戻り、Round 2で得られた学びや発見を共有した上で、「コミュニティを通じて実現したいあなたの一歩は?」をテーマにディスカッションを行いました。
コミュニティ活動の推進、キャリア形成、組織への働きかけなど、それぞれが今後取り組みたい具体的なアクションについて活発な対話が行われました。特に、参加者の皆さんから『自己効力感を高めていきたい』という声が多く聞かれたのが印象的でした。
最後の全体共有では、各チームから印象に残った対話や気づき、今後のアクションについて発表いただきました。
企業や業界を超えて集まった参加者同士だからこそ、
など、多くの学びや発見が共有されました。

第三回となる今回の連携会議では、企業・団体の垣根を越えて女性技術者活躍推進に関する知見や課題を共有し、多くの気づきと学びを得ることができました。参加者アンケートでも、「有意義な会だった」「自社の活動に活かしたい」といった声を数多くいただいており、事務局一同大変光栄に感じております。
今後もcosmos partnersの枠組みを通じて緩やかなつながりを維持しながら、女性技術者がより活躍できる環境づくりに貢献していきたいと考えています。ご参加いただいた皆さま、講演者の安達様、そして開催にご協力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
来年、第四回 cosmos partners 連携会議でお会いできることを楽しみにしております。

参考文献
[1] 第一回cosmos partners連携会議
[2] 第二回cosmos partners連携会議
執筆者:cosmos メンバー 清水 美鈴、初瀬 未空
