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IBM Cloud Tape Connector for z/OS 〜 そのデータ、本当にz/OS上に置く必要がありますか?

By Takako Kugai posted Wed December 25, 2019 04:30 AM

  

IBM Cloud Tape Connector for z/OS

z/OSのストレージは、オンライン系処理には高額だが速度の速いFlash Disk、バックアップ処理等アクセス頻度が低く低価格で処理したいものにはテープといったように、保管するデータの特性に合わせて最適な媒体を選択することが求められます。

これは限られたシステム・リソースを最も効果的に活用し、運用コストの最適化を実現するものです。

IBM Cloud Tape Connector for z/OS は、このz/OSストレージの選択肢の一つとして、クラウドを追加することを可能にしました。クラウドは、アクセス速度は低速ながら、安価でフレキシブルなストレージ容量を提供し、テープ処理に利用されていた業務の一部での活用が期待されるものです。

IBM Cloud Tape Connector for z/OSCTCz)はz/OS上で稼働するソフトウェアで、z/OSIBM Cloud Object Storage 等のクラウド・サービスを直接接続することで、z/OSデータをクラウドに保管することができます。

従来テープやディスクに保管されていたデータは、CTCzから直接、或いはCTCz仮想テープ機能( Virtual Tape Emulation機能、以下VTE機能)を介して、大きな運用変更なしにクラウドへ送信することができます。

保管されたデータの保守はクラウド・サービス提供機能に任せることが可能となり、高い可用性とセキュリティー機能を享受できます。また、従来のように、保管先ディスクの容量サイズやテープ・メディア管理を気にする必要はなくなります。

CTCzの2つの利用事例をご紹介します。

1.SMFログのクラウドへのバックアップ

監査証跡として長期保管が義務付けられているSMFログを、日次でクラウドに送信し保管します。CTCzではデータセット名の汎用指定により、クラウドへの送信を自動化できます。保管期間の過ぎたログは、CTCzバッチユーティリティーの実行によりクラウド上から削除します。

2.仮想テープとしての利用

CTCz V2.1では旧IBM VTFMの機能をVTE機能として実装しています。VTSのような専用のハードウェアを保有することなく、ソフトウェアの機能により仮想テープが利用できます。


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