z/OS V2R5 Data Gatherer(ZDG)のAPAR OA62062/APAR OA62081を通じて、「SMF Data REST Services」、「IBM SMF Explorer」新機能が提供されました。
※「IBM SMF Explorer」(SMF分析のための新しいPythonフレームワーク)は、「SMF Data REST Services」を使用してホストのSMFダンプ・データセットに直接アクセスします
https://ibm.github.io/IBM-SMF-Explorer/
※z/OS Data Gatherer APAR OA64270(対象: z/OS V2R5、3.1)を通じて、従来のSMFタイプ 70~79、99(サブタイプ1/2/6/12/14)、113レコードに加え、タイプ30レコードを新たにサポートしました
これらの新しいコンポーネント(パッケージ)は、次のようなデータセット、およびパス(ディレクトリー)に導入され、z/OS 3.1では標準提供されています。
【z/OS 3.1の変更点】
■z/OS 3.1では、Data Gatherer APAR OA66400/OA66399を通じて、前述の導入パス(ディレクトリー)、SMP/E DDDEFが変更されました。
※z/OSMFにて新規ディレクトリーを使用するには、APAR PH61005のPTF適用が必要
■新しいディレクトリー、DDDEFを作成するためのサンプル・ジョブは、APAR OA66400にて提供されます。(HOLD情報を参照)
※APAR OA66399のPTF適用前に、新しいディレクトリーとDDDEFを作成しておく必要あり ➡ HOLD(ACTION)情報を参照
■APAR OA66399のPTF APPLY処理にて、対象コンポーネント(パッケージ)が旧ディレクトリーから削除されます。
【考慮事項】
■対象PTFのRESTORE処理を可能とするため、旧ディレクトリー、旧SMP/E DDDEFの削除(クリーン・アップ)は行われません。
※旧資源は、対象PTFのACCEPT後に削除可能(オプション)
■「z/OS 3.1 Upgrade Workflow」の下記ステップは、次回の更新時に当変更が反映される予定です。
https://www.ibm.com/docs/en/zos/3.1.0?topic=SSLTBW_3.1.0/com.ibm.zos.v3r1.e0zm100/Export_zOS_V2R4_to_V3R1_Upgrade_Workflow.htm#mark98
Step 5.1.15 : Add references to new data sets and paths
Data sets that were added to z/OS 3.1 (in alphabetic order by DDDEF name)
以上