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#025【z/OS V2R2/V2R3/V2R4新機能】IPL時に使用される「SMFテンポラリー・バッファー」のサイズ調整

By SHIGEKI KIMURA posted 4 days ago

  
従来、IPL時のSMFアドレス空間が初期設定完了するまで、PARMLIB(SMFPRMxx)メンバーの「BUFSIZMAX (省略時値: 128M)」(DATASETの場合)、「DSPSIZMAX (省略時値: 2048M)」(LOGSTREAMの場合)パラメータは適用されず、SMFアドレス空間内に確保される「SMFテンポラリー・バッファー」(5MB固定)にSMFレコードが蓄積され、初期設定が完了次第、データセット(MANx)、あるいはログストリームに記録されます。
また、IPL時のSMFアドレス空間が初期設定完了するまでの間にメッセージIEE979Wが出力された場合、それは「SMFテンポラリー・バッファー」(5MB固定)が一杯になったことを示します。
例えば、SMFタイプ19レコードがNOTYPE扱いでない場合、オンラインDASD装置数の急激な増加に伴い発生する可能性あり

IEE979W SMF DATA LOST - NO BUFFER SPACE AVAILABLE TIME=hh.mm.ss

【z/OS V2R4の新機能】
  • PARMLIB(IEASYSxx)メンバーの新規オプション「SMFTBUFF」が追加され、「SMFテンポラリー・バッファー」の大きさを明示指定(増加)することが可能になりました。
※「SMFTBUFF」オプションの省略時解釈は「5MB」(従来と変わらず)
※指定可能な値の範囲: 5~512 (最大512M)
  • 新規メッセージ出力:
IFA400I SMFTBUFF PARAMETER VALUE OF nnn MEGABYTES NOW IN EFFECT.
IFA401I SMFTBUFF PARAMETER VALUE OF nnn IS INVALID. PARAMETER IS IGNORED.
  • 同様な新機能は、「APAR OA52828」(PTF対象: z/OS V2R2、V2R3)でも提供されました。
【SMFレコードの変更点(新機能)】
  • 新機能の提供に伴い、SMFレコードに対して新しいフィールドが追加され、「SMFテンポラリー・バッファー」の大きさを調整する際に役立てることができます。


以上