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#020【2020年8月以降】z/OS RMF 「Spreadsheet Reporter」導入方法に関する変更点
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従来、RMF 「Spreadsheet Reporter」(Windows対応)は、下記いずれかの方法で導入することが可能です。
オプション①:
RMF製品関連のFTPサイトから、「erb9r2sw.msi」ファイル(導入用)をダウンロードする ※最新レベルの「Spreadsheet Reporter」を提供
ftp://public.dhe.ibm.com/eserver/zseries/zos/rmf/
オプション②:
「SYS1.SERBPWSV」データセットに提供される「ERB9R2SW」メンバーをダウンロードする ※「ERB9R2SW」へのPTF適用に伴い随時更新
【導入オプションの変更点】
2020年8月以降、上記の「オプション①」による導入方法が廃止され、
RMF 「Spreadsheet Reporter」の(再)導入は「オプション②」のみが可能となりました。(FTPサイトには導入ファイルが提供されません)
「SYS1.SERBPWSV」データセットに提供される「ERB9R2SW」メンバーを
「ERB9R2SW.msi」として「バイナリー」指定(転送タイプ)でダウンロードし、作成されたMSIパッケージをダブル・クリックすることで、Windowsインストラーによる導入が開始します。
※例えば、z/OS V2R4 PTF UJ04053レベル(バージョン 5.4.31)の「ERB9R2SW」メンバーをダウンロードすると「約140MB」
【考慮事項】
PTF適用に伴い「ERB9R2SW」メンバーが更新され、RMF 「Spreadsheet Reporter」の(再)導入が必要な場合は、従来同様、「REASON(DOWNLD)」の「HOLD」情報が付加されます。
(再)導入済のRMF 「Spreadsheet Reporter」を起動して、「Help」 → 「Product Information」(プルダウン・メニュー)を表示すると、2020年8月以降のレベルでは「Support: Email rmf@de.ibm.com」の記載が削除されています。(開発サイドとしては、「case」作成による問い合わせを想定)
RMF 「Spreadsheet Reporter」は以前より、ポスト・プロセッサーによる出力レポートのレイアウトに依存するため、RMF製品のメンテナンス・レベルと同期の取れたバージョン、あるいはそれよりも上のバージョンを利用することが必要です。(下方互換性あり)
※2020年12月時点、RMF 「Spreadsheet Reporter」の最新バージョンは「5.4.32」(APAR OA60202レベル: z/OS V2R3、V2R4対象)
以上
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