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#018【z/OS V2R2/V2R3/V2R4変更点】DFSMShsm 「LIST」機能がHOLD中の「HLIST」ユーザー・コマンド実行

By Shigeki Kimura posted Mon December 14, 2020 11:08 PM

  
従来、DFSMShsm 「HOLD ALL」コマンドが有効、あるいは、BACKUP、MIGRATION、RECALL、RECOVERの各機能に対して「HOLD」コマンドが有効な場合、それらに対応するユーザー(Hxxx)コマンド(WAITオプション明示指定時)も同様に処理されません。(省略時解釈: NOWAITオプション)
ARC1374I DATA SET/VOLUME BACKUP OR VOLUME DUMP FAILED — FUNCTION HELD
ARC1274I DATASET/VOLUME MIGRATION FAILED - MIGRATION HELD
ARC1174I DATA SET/VOLUME RECOVER/RECALL/DELETE FAILED - THE FUNCTION IS HELD

【従来機能】
「HOLD ALL」コマンド、あるいは「HOLD LIST」コマンドが有効な場合、「QUERY ACTIVE」コマンドの実行結果(メッセージ ARC0144I)では「LIST=HELD」が表示され「LIST」コマンドは失敗(メッセージ ARC0814I RC=002)しますが、「HLIST」ユーザー・コマンドは処理されます
※「HLIST」ユーザー・コマンドには、WAIT/NOWAITオプション指定なし

【z/OS V2R4 DFSMShsmの変更点】
「HOLD ALL」コマンド、あるいは「HOLD LIST」コマンドが有効な場合に実行された「HLIST」ユーザー・コマンドは、「LIST」コマンドと同様、メッセージ ARC0814I RC=002の出力を伴い失敗します。これは、「HLIST」ユーザー・コマンドの指定が、TERMINAL、OUTDATASET、SYSOUTパラメータいずれの場合も対象になります。
※同様な変更は、DFSMShsm APAR OA56926 (対象: z/OS V2R2、V2R3)でも発生

【考慮事項】
「HOLD LIST」コマンド実行により「LIST」コマンドを処理不可とする一方、「HLIST」ユーザー・コマンドを処理可能とするような運用は、もはやできなくなります。
※「HLIST」ユーザー・コマンドを処理可能とするには「RELEASE LIST」コマンド実行が必要(同時に「LIST」コマンドも処理可能)

以上
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