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若手の若手による若手のためのコミュニティ活動 『メインフレーム若手技術者Casual Meet-up!』における試み(3/4)

  

メインフレーム若手技術者Casual Meet-up! 特集として、第3弾では、運営メンバーの皆様にとって当コミュティ活動がどのような存在か、インタビューをさせていただきました。
他の記事はこちらから: 第1弾第2弾 / 第4弾

ご参加くださった運営メンバーの皆様

・株式会社大和総研 春山 優太さん
・株式会社アイ・ティー・ワン 大関 武久さん
SCSK株式会社 武藤 茜さん
SCSK株式会社 土門 沙綺さん

--運営メンバーとしてイベントに参加していただくなかで、ご自身のマインドや業務に何か変化はありましたか?--

人材育成への興味、意識がより強くなりました。本イベントには1~3年目の方が多くいらっしゃり、ご参加者の半数以上が自分よりメインフレーム歴の浅い方々です。そのため、私のような若手と名乗るには怪しくなってきた・・・というような世代ができることは何だろうと考えることが多々あります。代表的なものが人材育成です。

メインフレームクラブでも人材育成の取り組みについてディスカッションするイベントを開催いただいています。これまでは、私には早いかなと感じていました。ただ、このイベントを通して、育成をしていただく立場、そして後輩育成にも携わる立場になった現在、私のような世代にできることが多くあるのではないか考えるようになりました。若手Meet up!にも、メインフレームクラブの人材育成イベントにも参加し、双方の立場から意見を伝えることができる世代として、本年も同様な人材育成に関するイベントを開催いただけるようであれば、ぜひ参加したいと考えています。(武藤さん)

新しいことに挑戦する意欲が湧きました。

企画チームとして参加することで、私自身は運営面で多くのことを学びました。第1回から企画に携わらせていただいており、反省点を活かし都度改善していくことで回を重ねるごとに良い会になってきていると実感します。ゼロから前例のないことを始めることは大変ではありますが、意見が滞ることもある中で試作を重ね、新しいことに挑戦する姿勢を学びました。また、この企画チームに参加したことで、他社の方々の活躍を聞くことで、自分も新しい道を切り開きたいと考えるようになりました。現在は先輩の姿を追っていますが、メインフレーム技術者として、キャリアや運営面で提案を行い、自ら新しい道を作る立場になりたいと思うようになりました。(土門さん)

社内で話すときにより落ち着いて話せるようになりました。これは司会や企画進行で場数を踏んだこと、社外にこのような居場所ができたことで社内での振る舞いにも余裕が出たことが理由だと思います。 

また、運営事務局で楽しくやりがいを感じながら活動ができているのも、社内の先輩方が私の良い点を言語化して課題点と向き合ってくださっているおかげであると気づきました。日頃の業務中に周りへの感謝の気持ちをより強く持ち続けられるようになりました。 

2年目になって現業の難易度も上がってきましたが、その際にアドバイスをくださる人が多いのもそのような私のマインドが関係しているのかなと思います。 (春山さん)

写真:第4回イベントにてクイズパートをご担当くださった、株式会社大和総研 春山さん(1番左)

仕事に対するモチベーションが変わりました。

自分は入社以来、若手技術者Casual Meet-up! に携わるまでは同年代のメインフレーマーの方とお会いする機会が乏しく、頼りになるベテランの諸先輩方と仕事をすることが多い状況でした。加えて、周りにいた同年代のシステムエンジニアの方々はメインフレームを知らぬ存ぜぬ状態。そのような中で日々仕事をしていると、疎外感や将来への不安をとても駆り立てられました。正直なところ、メインフレーム以外の部門への転向を考える日々もあるような状況でした。

しかし、若手技術者Casual Meet-up! と出会えたことで同年代間での繋がりや、コミュニティができました。何よりメインフレーマーとしてのやりがいや誇りの再発見、メインフレーム愛を深めることができました。今では、どうしたらよりメインフレームと携わっていけるのか考えながら日々、充実したメインフレーマーライフを送っています。ともに歩む同年代のメインフレーマーの方々のありがたみ、頼もしさを実感しています。(大関さん)

写真:株式会社アイ・ティー・ワン 大関さん

【問い合わせ先】
日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部 メインフレーム事業部
メインフレーム・ソリューション・テクニカル・セールス 寺村美千賀 (michika.teramura@ibm.com)

【メインフレームクラブ 若手技術者Casual Meet-up! 記事掲載】
〈日経クロステック (株式会社日経BP) の記事はこちら〉
還暦メインフレームの未来、「脱か続か」ファイナルアンサー(特集記事)
以下は、上記特集記事より抜粋
ABEND(アベンド)を知っていますか、若手クイズ大会で感じたITとビジネスの変化 (2024年12月5日)
メインフレーム人材に脱シニアの波、IBMとアクセンチュアが若手活用で競う (2024年 12月13日)