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若手の若手による若手のためのコミュニティ活動 『メインフレーム若手技術者Casual Meet-up!』における試み(2/4)

  

メインフレーム若手技術者Casual Meet-up! 特集として、第1弾に続き、今回は運営メンバーの皆様と、これまで企画してきた中で印象深いイベントを振り返って参ります。
他の記事はこちらから: 第1弾 / 第3弾 / 第4弾

ご参加くださった運営メンバーの皆様

・株式会社大和総研 春山 優太さん
・株式会社アイ・ティー・ワン 大関 武久さん
SCSK株式会社 武藤 茜さん
SCSK株式会社 土門 沙綺さん

--ここまで東京開催、大阪開催、リモート開催など、開催方法を検討しながら全4Meet-up!イベントを実施してきました。その度に、参加者の方のアンケートや、我々自身がどういうコミュニティを作り上げたいか?を基に議論を重ねてイベントを企画してきました。このような中で、今までで一番印象に残っている回はありますか?--

弊社SCSK株式会社の宇佐美さんがご登壇くださった第3回が印象に残っています。イベントの企画会議において、IBM様以外のゲストスピーカーの登壇もいいのではないか?という話になった際に、宇佐美さんを推薦しました。宇佐美さんは、私の上司であり、メインフレームの面白さを教えてくれた存在です。推薦した理由としては、メインフレームが大好きな宇佐美さんが歩んできたキャリアや具体的な体験談を聞いたら、ご参加者の皆様にきっと有益になるに違いないと思ったからです。開催後のアンケートでは、「宇佐美さんのモットーである「とにかくやってみる」を実践してみようと思いました。」「目指すべきキャリア像の一つであると感じ、参考になりました。」などといったコメントを頂き、とても嬉しかったことを覚えています。(武藤さん)

写真:SCSK株式会社 武藤さん

特に印象に残っているのは第4回です。この回は私自身が提案した「メインフレームクイズ大会」の企画中心メンバーとして活動しました。クイズ大会を提案した理由としては、以下の3点が挙げられます。 

  • 短時間で実施できる点 
  • メインフレームに関する知識を深められる点
  • チーム内の距離を縮められる点 

実際に当日は参加者の皆さんが楽しみながら真剣に学び、グループ内の交流も活発でした。 

特に優勝チームが決まった際の参加者のリアクションの大きさ、イベント終了後も会場に残って会話する人の多さから、これまでで最も交流を深めることのできたイベントだったように思います。 こうした会社を超えたイベントを成功させたことは大きな自信となりました。 (春山さん)

写真:株式会社大和総研 春山さん

4回の若手技術者Casual Meet-up! です。こちらが印象に残った理由としては、今までの運営とは毛色が異なることに挑戦したからです。第3回までは開催地は東京(またはオンライン)で、内容は交流を目的としたトークや講演をお聞きすることでした。第4回では技術者交流のために何が必要かを話し合い、参加率だけでなく中身の質について協議しました。

リピート率を向上させるため開催地を広げ、内容は勉強会とクイズ大会形式に変更しました。開催後アンケートでは「普段は教えていただけない部分の基礎固めができた」「クイズにすることでお互いの理解を深めることができた」との感想を頂戴しました。

お互いに勉強し合うことでメインフレームの知識を広げ、教え合うことで交流し、若手Casual Meet Up!の発足した経緯にマッチしたイベントになったと思います。(土門さん)

1回~第4回の全てに企画チームとして参加していますが、最も印象に残っているのは第4回です。正確には第3回終了後~第4回までの期間、というのが良いかもしれません。

理由は、第4回は第1回~第3回を通して蓄積したノウハウを活かしつつ、課題・要望に対して1つの答えを導き出せたイベントだったからです。これまでの参加者からの要望に「参加者同士の交流機会の提供」があり、企画チームとしても喫緊の課題でした。第3回まで参加者同士ディスカッションなど交流機会が無いわけではありませんでしたが、それ以上を求められている状況でした。

3回終了後から企画チームにて検討を重ねた結果、導き出したのが「若手メインフレーマーによるメインフレーム講義&講義内容に関するクイズ大会」です。クイズ大会はチーム戦となり、参加者同士で知識を共有し合い解くことで今まで以上に交流機会を提供することができました。また、ノウハウを活かし、チーム人数や配置など、議論が最も活発になるようにセッティングにも工夫を凝らしました。

4回は課題解決に向けて企画チームメンバ通し多くの議論をすることで、成功裡を収めることができ達成感とともに印象に残っています。(大関さん)

【問い合わせ先】
日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部 メインフレーム事業部
メインフレーム・ソリューション・テクニカル・セールス 寺村美千賀 (michika.teramura@ibm.com)

【メインフレームクラブ 若手技術者Casual Meet-up! 記事掲載】
〈日経クロステック (株式会社日経BP) の記事はこちら〉
還暦メインフレームの未来、「脱か続か」ファイナルアンサー(特集記事)
以下は、上記特集記事より抜粋
ABEND(アベンド)を知っていますか、若手クイズ大会で感じたITとビジネスの変化 (2024年12月5日)
メインフレーム人材に脱シニアの波、IBMとアクセンチュアが若手活用で競う (2024年 12月13日)