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【イベント開催報告】2026/03/04 watsonx Orchestrateで挑戦するAIエージェント開発 〜ユーザーが語るリアルな開発体験〜

By Ririko Ikegami posted Thu March 12, 2026 06:00 AM

  

イベント概要

  • 開催日時: 202634日(水)15:00-19:00
  • 会場: 聖路加タワー 15F(東京都中央区明石町8-1
  • 形式: ハイブリッド開催
  • 参加者数: 会場参加 約30名、オンライン参加 約90

イベントサマリー

今回のイベント「watsonx Orchestrateで挑戦するAIエージェント開発〜ユーザーが語るリアルな開発体験〜」を盛況のうちに開催いたしました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

本イベントでは、多彩なユースケースや現場の開発体験から得られたリアルな学びについて共有され、実務に根ざした活発な議論が交わされました。

録画はこちら、資料はこちらからご覧いただけます。

※    一部コミュニティーメンバー限定公開の資料もございます。

メンバーに限定して公開するブログにて資料格納先フォルダのURLを記載いたしますので、メンバー登録 (無料) をしてぜひご覧ください。
※    メンバー登録手順はこちらをご覧ください。

セッションハイライト

※セッション数が多いため、オープニング・クロージングは割愛させていただきます。

スーツを着た男性たち

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

1. オープンデータ×AIエージェントで見えてくるデータ活用の未来

登壇:株式会社ジール、コンサルタント 堀川 恭輔様

主な内容
 ・ジール社のオープンデータ活用ソリューションであるCO-ODEwatsonx Orchestrateを接続し、社内データとオープンデータを自然言語で扱える形へ拡張した事例が紹介された。

watsonx Orchestrateの開発では、API連携が成功の鍵となり、少人数・短期間でエージェントを構築できる開発効率の高さが実感されたとのコメントが共有された

2. AIエージェントで実現する次世代業務プロセスユースケースと今後の展望

登壇:株式会社ライトウェル 山本 拓海様

主な内容:

・新任者のIT利用を支援するユースケースとして、作業手順の案内、疑問点の深掘り、エラー発生時のチケット管理ツールへのタスクの起票まで、一連の流れをAIエージェントが実行できる仕組みが共有された。

watsonx Orchestrate活用の観点では、プロンプトの書き方が挙動に大きく影響する点が重要であり、将来的には複雑な業務フローをAIエージェントで実装するスキルが開発者に求められるとのコメントが紹介された。

3. アタックサーフェス/ダークウェブ監視を変革する自律型AIエージェント

登壇:株式会社SMSデータテック セキュリティアナリスト 高橋 哲也様

主な内容:

・従来より取り組んできた企業の情報漏洩に関する脅威データの収集・トリアージ・レポーティングを、より効率的に実施するために AIエージェントを導入。多様な脅威情報を統合的に扱える仕組みへと拡張した事例が紹介された。

・開発面では、ノーコードと ADK の使い分け、ベンチマークによる LLM の精度監視や、プロンプト管理による再現性の確保が重要なポイントとなった。

4. 人事向け WxO 実装の体験

登壇:株式会社GxP SaaS導入コンサルタント Foong Lik Huan

主な内容:
・住所変更などの人事申請フローをAIエージェントで自動化し、作業時間を大幅に削減したHR領域での取り組みが紹介された。Slackでの入力から処理、承認通知までの仕組みを1か月で構築した。

・開発面では、エージェントの振る舞いを安定させるためのプロンプトエンジニアリングとして、誤入力を想定したBehavior設計や確認質問によるハルシネーション防止などが紹介された。

・そのほか、IBM Client Engineeringチームによる定例MTGなどの手厚いサポートが成功のポイントとして挙げられた。

スーツを着た男性たち

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

5. AIを活用した営業業務課題への対応

登壇:株式会社菱友システムビジネス 古川 智貴様

主な内容:

・営業プロセスで顕在化していた「保守期限切れ・価格改定の伝達漏れ・脆弱性情報の把握漏れ」という3つの課題に対し、分散した営業体制でも統一管理できるよう、3種のAIエージェントを構築し、watsonx Orchestrateを通じて最新情報を営業担当へ自動通知する仕組みを紹介。

・その1つの脆弱性情報通知エージェントでは、公開APIから最新の脆弱性情報を取得し、リスク整理から担当者への通知までを自動化し、負荷軽減とリスク低減が可能であることが共有された。

・開発面では、より安定したデータ取得方法への切り替えや、翻訳をモデル側で適切に処理できるよう工夫するなど、運用しやすい仕組みづくりに向けた改善ポイントが共有された。

6. AI調達エージェント作ってみた 〜watsonx Orchestrate開発の「苦労」と「リアルな勘所」〜

登壇:NTTインテグレーション株式会社 テクニカルセールス 泉 亮太郎様

主な内容:

・発注業務・在庫確認・売上に基づく棚割り変更など複雑な業務に追われる調達現場課題に対し、天気データやPOSなど多様なデータを組み合わせ、最適な発注数の提案からメール作成・送信、発注システム反映までを行うAI調達エージェントの取り組みを紹介した。

・開発では、処理の正確性を高める工夫や、ワークフローが迷わないようにする設計、そして先回り提案ができるようプロンプトを調整するなど、エージェントの振る舞いを安定させるための改善ポイントが共有された。

AIエージェント活用においては、技術力だけでなく「現場業務への理解」が価値を左右することが最も重要なポイントであることが強調された。

7. AIエージェントが実現する次世代バックオフィス〜総務・経理の工数を大幅削減〜

登壇:株式会社PKUTECH チーフリーダー 原田 晃伸様

主な内容:

・総務・経理が担っている人事系の問い合わせ対応を、watsonx Orchestrateで自動化する取り組みが紹介され、会社マニュアルを参照してチャット形式で回答できる仕組みにより、秘書業務の効率化を実現する活用法が示された。

・新卒入社の営業社員でも構築できたという経験から、AIエージェント開発のハードルが大きく下がっていることが共有され、開発経験がなくても短期間で構築し、修正しながら進められる柔軟さが強みとして挙げられた。

8. 触ってわかった IBM Bob コード生成の実力と活用イメージ

登壇:エヌアイシー・パートナーズ株式会社 主査 佐野 肇様

主な内容:

IBM Bobを用いたwatsonx Orchestrate開発では、必要なツールの選定(新規開発か既存ツール活用か)の提案から、セットアップ手順や使用例の提示まで自動でサポートされ、コーディングなしでも開発を進められる利便性が共有された。

・自社や顧客の開発ルールの遵守については、MCPサーバーを構築することでチーム全体が最新ルールに沿って開発でき、このMCPサーバーの構築もIBM Bobが支援してくれる点が紹介された。

懇談会

ンサイト参加者向けに懇談会を実施し、登壇者との交流や現場視点での情報交換が行われました。

参加者の声(抜粋・要約)

自社でも当てはまる課題が多く、非常に共感できた。具体的なユースケースとして参考になり、社内でも検討したいと思った。

・アプリケーションとの連携方法やデータ活用の具体的な進め方が分かり、開発のイメージがつかみやすかった。

・これまで検討したことのない事例について詳しく解説され、新しい視点での学びとなった。

IBM Bobを使ってwatsonx Orchestrateのエージェント開発が可能であることを知り、大変参考になった。

今後のご案内

今後watsonx技術コミュニティーでは、皆様の活用をサポートするイベントやコミュニティー活動を継続的に実施してまいります。

以下は今後のイベントの予定です。ぜひご参加ください!

第2回 Bobサロン

    • 日時: 2026324日(火)17:00-19:00
    • 会場日本IBM 虎ノ門本社
    • 形式: ハイブリッド開催

第3回 Bobサロン

    • 日時: 2026422日(水)17:00-19:00
    • 会場日本IBM 虎ノ門本社
    • 形式: ハイブリッド開催

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